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カテゴリ:時事&立腹
世襲制限、ちらつく「抜け穴」 当選後に追加公認も asahi.com 2009年5月22日12時50分 自民党が次の総選挙から世襲候補を公認しない方向となり、与野党で世襲制限論争が過熱してきた。対象は新顔で、小泉元首相の次男ら2人とみられる。ただ、無所属で出馬・当選後に追加公認するなどの「抜け穴」もちらつく。(中略) 菅氏は先月23日、小泉氏の「偉大なるイエスマン」を自称する武部勤・党改革実行本部長を訪ね、口説いた。息子に自らの秘書をさせている武部氏は当初、世襲制限に前向きではなかったが、菅氏との会談後、一変する。 10日、地元・北海道北見市の講演で「世襲制限してもいい。親の特権は許さない。公認をもらえないなら無所属で出ればいい」と発言。11日には東京都内で小泉氏と会談し、その2日後、自らのグループで「次の次なんて言わず、次の選挙からやればいい。世襲制限をやるなら小泉さんのご子息からやらなければならない」と踏み込んだ。 小泉、武部、菅の3氏で話はついている――そんな見方がささやかれ始めた18日、今度は小泉氏が地元の神奈川県横須賀市で講演し、「世襲が批判を受けるのは当然。進次郎は乗り越えて頑張るしかない」と歩調を合わせた。 中曽根、宮沢両元首相を引退に追い込んだ小泉氏が自らの世襲問題で逆襲される構図は劇画的でわかりやすい。麻生政権の「脱小泉」路線を世論にアピールできる。そんな読みも党内にある。 ただ、小泉氏が政治家4代目となる次男への後継をあきらめたとは考えにくい。 「刺客を立てるのが筋だがなり手がない。そんな勇気あるヤツはいない」。山崎拓元幹事長は21日のBS番組で指摘した。無所属で出馬し、当選後に追加公認される可能性が十分にある。しかも次男は自民党神奈川11区の支部長にとどまり、政党支部で企業・団体献金は受けられる。党執行部は県連が事実上支援することも黙認する方針だ。 だが「抜け穴」だらけになれば、世襲を制限した意味もかすんでしまう。 ◇党本部が公認しなくても「対立候補は立てず」「地盤・看板・カバンは世襲」「県連は支援」で、まして「当選後追加公認」なら、政見放送ができない程度であって、党からの選挙資金は後払いだけど支部長なんだからカネは企業団体から集められるし、いわゆる世襲候補と何も変わらないんじゃないの? こんなの意味があるのかな。 傷みに耐えることを国民に強いて弱者を量産したコイズミさんが自分のご子息には甘いってのはどうですか? これで選挙区を替えて出るってんなら何も文句は言わないけどさ。改革なくして成長なしなんでしょう? 自民党のさらなる成長のために自己改革したら? ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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