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京都の古刹、モミジ盗難被害 祇園の二つ星料理店が無断伐採を謝罪 毎日新聞 2022/11/29 16:50 境内で赤く色づいたイロハモミジの枝を無断で伐採されたとして、京都の古刹・建仁寺が21日、京都府警東山署に被害届を提出した。伐採したのは寺近くの祇園に店を構え、レストランなどの格付け本「ミシュランガイド京都・大阪2023」で二つ星に選ばれた日本料理店の関係者だった。モミジは料理の飾りとして使われることが多く、同寺は「似たような被害がこれ以上広がらないように」と厳しい対応をしたという。 建仁寺は臨済宗建仁寺派の大本山。鎌倉時代初期、二代将軍の源頼家が寺域を寄進し、栄西を開山として建立された歴史を持つ。所蔵する俵屋宗達の「風神雷神図屏風」は国宝に指定されている。境内は周辺の生活道路として利用されており、深夜でも通行できる。 寺によると、18日の午後10時半ごろ、境内の北門付近の駐車場を利用していた人が白いゴミ袋を持った男性2人組を見つけ、不審に思い声を掛けた。袋の中には20~30センチのモミジの枝3、4本が入っており、警察と寺に連絡したという。2人組は料理店の従業員で、寺が防犯カメラの映像を確認したところ、モミジの木近くにあるフェンスによじ登って枝を切る様子が映っていた。 同寺ではその数日前の日中にも、境内でモミジを切ろうとする男性を僧侶が見つけ注意していた。その際にも同じ料理店を名乗ったことから、深夜に改めて伐採に来た悪質なケースと判断して被害届を出すことを決めたという。 料理店の男性店主は取材に、従業員の判断だったと認め「日ごろから料理の飾りに使えそうなモミジがあれば集めるよう言い、実際に店でも使っていたが、他人の敷地に入ったり、人に不快感を与えたりすることがないようにという指導が行き届いていなかった。自分の責任であり、お寺には深く謝罪したい」と話した。日中の伐採に関しては「従業員全員に確認したが、行っていないと言っている」と否定した。 東山署は被害届を受理し、窃盗などの容疑で捜査している。建仁寺派の奥村紹仲宗務総長は「参拝される方のため日ごろから丹精込めて育てている樹木であり、勝手に切ることでどんな悪影響があるか分からない。何よりも祈りの場でこのようなことをされることは悲しい」と話し、「被害に気づきにくいこともあり、他のお寺でも同様のケースがあるのではないか。今回のことが抑止につながれば」と期待した。 【毎日新聞;元記事はこちらへ】 ◆季節を目でも楽しんでもらおうと一葉のもみじが添えられた器、実際にそんなお高い料理を食ったことはないがテレビでは見たことがある。ミシュランガイドで星をとるような名人にとって料理は芸術なのか知らないけれど、他所から盗んでこなければならないような飾りは使わないことだ。だって絶対なきゃいけないものでもないしそれを食べるわけじゃないんだから。そんなお料理をありがたがる食通の皆さんも考え直した方がいいね。 「料理の飾りに使えそうなモミジがあれば集めるように」ってのは適切な指示じゃない。実際にこうして切羽詰まってお寺から紅葉を盗んでいたお弟子さんがいたわけだから。他人の庭の紅葉を貰ってこいと言ってるのか。色がくすんじまった落葉ではダメなんでしょ? どう集めればいいのか。タダで状態の良い紅葉がそう簡単に手に入るとは思えない。毎年この時期お弟子さんたちは困っていただろう。恐らく今年だけ盗んだってことじゃないよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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