CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

1991年7月、夏休み。

クラスメイトのヨウコちゃんが持ちかけてきた話。




「アコちゃん、中国旅行しようよ。

チィちゃんやナオちゃんも行くらしい。」





うん・・・（考）

そうだなぁ
行かなきゃなんないなぁ…





当時私は外国語学部の中国学科所属。
会話サークルのリーダーもやっていました。




学科の先輩は毎年、何人か長期留学している環境。

そして私は前年に台湾の短期研修に参加し
後は「大陸」でしたから。





いよいよ、その時が来たか（ーー）





OKしました。



ヨウコちゃんは既に「地球の歩き方」を購入していて

放課後の教室で相談。



「そんな本あるの？へぇ～」



この時初めて見た「地球の歩き方」



パラパラと体験談読んでみると



注意！
ボラれた！
ダマされた！



のオンパレード♪





う～ん（考）

先輩達の話の通りだ（～～；





多少、怖さはありました。

しかし今まで先輩達は、夏休みに長期の中国自由旅行をして
生きて帰ってきているし。

トラブルって言っても殆どお金がらみだからな。





普通以上に警戒していれば

命取られる事は、ないだろ。







そして「バックパッカー」をやるとヨウコちゃんは言います。






私　「バックパッカー・・・・って何？＾＾；」（←初耳）

ヨ　「スーツケースじゃなく大きいリュックサック背負って
　　　旅行するねん。」



私　「へぇぇ～。（驚）
　　でも私、持ってるかなぁ、そんな大きいリュックとか」

ヨ　「先輩が貸してくれるって言ってた」




私　「あ、そう。じゃあいいか。
　　後は、何準備すればいいの？」

ヨ　「トラベラーズ・チェック…腹巻（と呼んでいた貴重品ベルト）…
　　それから旅行ビザ…後は普通の荷物かな。」





そしてテーマは




■中国語

■節約

■自力





自分の中国語を頼りに、なるべくお金を使わず自力で旅をする。






私　「ワクワクするね～♪頑張って節約しようね！」

ヨ　「うん！（喜）」







先ずはルート決め。

北なら北京から動く、南なら桂林や雲南を目的地に。




「アコちゃん、どっちにする？」

「やっぱ首都行きたいね。北京行こうよ、北京♪」




「分かった」（時刻表を見る）

「それとさ、もう少し行ったら内モンゴル行けない？」




「・・・行けそう」（時刻表見ながら）

「あと上海も行こうよ♪」




「・・・分かった」（時刻表見ながら）







ヨウコちゃんは会話サークルでも段取屋で

私が「こうしたい」「ああしたい」と言うのを

まとめてくれるポジションの人でした。






この時も、私が適当に言ったプランを

ちゃんと組み立ててくれて





天津から船で入って、

天津から列車で北京に行って留学中の先輩を訪ねて、

列車で内モンゴルに行って観光して、

列車で上海に下りて

上海から船で帰国する





というルートが出来上がりました＾▽＾


往復の船以外、予約なし。

途中のホテルや列車の切符は全て、飛び込みの予定♪






北京に留学中の先輩は3人いました。




折角だから、誰かに連絡しようか？





「サイトウさんにする？」とヨウコちゃん。

「・・・前川さんにしよう！」と私。





あの人、変わってるけど中国の事詳しいし

友達少なそうだから歓迎してくれそうだ。





サイトウさんは当時、一番優秀な先輩だったのですが

人気あるから他の人が訪ねるかもしれない。

前川さんは中国歴史や文化に一番詳しい。

けど友達が少なくて寂しい思いをしているから喜んでくれるだろう。





なんて理由なんでしょう＾＾；







こんな所で大体は決まり。





私は前川先輩に手紙（メールなんてないよ）を出して連絡する係。

後の段取は殆どヨウコちゃんがやってくれる事になりました。






ヨウコちゃんがパートナーだったし、先輩訪ねるし

私は、ものすごいお気楽で。






それに私自身は中国の歴史や文化に全く興味がなく

（↑あるまじき生徒）


主な目的は語学の武者修行でした。





なので私はホントに中途半端な

「なんちゃってバックパッカー」だと思っています＾＾；







私の中国語は、本場でどのくらい通じるのかなぁ・・・（不安）






心配はそれだけでした。後は



初めての土地への期待感と

噂の中国旅行に自分も参加できる嬉しさと

きっと有意義な旅になりそうな予感があって



とてもワクワクしていました。











あ～これこれ！

あ～これこれ！

これが↓↓↓腹巻（キャッシュベルト）





【メール便OK】インナーセキュリティ抗菌防臭キャッシュベルト シングル LLサイズ






つづく。






この話は1991年の夏の出来事を書いています。
古くて、すみません！良かったら一緒に当時の中国を感じてください。




　　

↑　よろしければ是非、一回押してやってください。。


キャッシュベルト（腹巻）は、
この時と翌年の旅で使っただけで、後はもう出番なかったな…

次は具体的な旅行準備、老師達に旅の報告、と家族の話。ウチの「お母さんは心配症」です。。


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