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CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2008/08/17
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テーマ:中国旅行(478)
カテゴリ:中国旅行


中国旅行の前に


一つ難関を突破せねばならない・・・






それは、両親。

二人共、特に海外に馴染みないしね。








前年の台湾短期留学でも大変だったし。。



・・・



出発の3日前


荷物を詰めていると背後に気配がした。





「やめといた方が、ええんちゃうか?」





振り返ると

父がいた。

そして、その後ろに隠れるように母。





「何言ってんのよ~!

 学校が段取してるのに何も心配する事ないやん!?

 先生も行くし第一私、勉強しに行くねんで!?」





一蹴したけど。




見送りの時は涙ぐんでた^^;






何と言うかね、過保護と言うか・・・(--;(ちなみに今も)







今回はね、また前年とは違って自由旅行だし。




うまい事切り出さないと・・・







・・・母。(大分県出身)



風呂上りにバラエティ見てる。



・・・私。



隣に座って暫く一緒にTV見る。




私 「・・・この人、最近よく出てるよね?」

母 「うん、おもしりぃばい、こん人。(面白いよ、この人)」




母はTVを見ながらご機嫌の様子。





・・・今かぁ!?





私 「あのさ・・・夏休み旅行しようと思ってるけど」(←さりげなく)




母、振り向く。


「どこかい?」




私 「(何となく目を逸らす)え・・・中国。

  (何気なく早口)あのさ、北京にさ、学校の先輩が留学しててさ、

   その人に案内してもらうつもりでおるねん。」




母 「・・・まっ(←驚いた時の口癖)いつからいつまでかい?」

私 「え~っと8月1日から~大体~2週間くらいかな?(小声)




母 「二週間!?一人でや?」

私 「ちゃうちゃうちゃうちゃうちゃう(汗)

   あの~ヨウコちゃんていてるやん、会話サークルのさ。

   あの子と二人で。」




母 「・・・ヨウコちゃん?知らんばい(~~)」(←突然記憶喪失)

私 「知ってるやん!(呆)電話よく掛かって来てるやないの!」





母 「・・・そうかい?(~~)」

私 「学祭の時にも会ったやろ!あの背の高い!」





母 「ああ~~・・・(思い出して、考え込む)」





私 「まあ、それを言っとこうと思ってね。」





・・・沈黙。





母 「中国っちゃ、トイレやらうだんしかろうもん。。(~~)

  (中国はトイレとか汚いでしょう)」



私 「う~ん(汗)そうでもないんじゃないの?(平気な振り)

   そんな心配するような事ないよ。

   学校の先輩も毎年何人か留学してるしさ、

   夏休みにも沢山旅行してはるしさ^▽^;」





母 「・・・売られやせんかい(~~;」








・・・出た!

・・・・・出た!(汗)








私 「そんな事あるわけないやろ^^;」








母 「コロされたらどうするかい、あんた!(←妄想開始)

  (コロされたらどうするの、あんた!)」









・・・コッ・・・( ̄O ̄;)









私 「・・・コロされへんよ!^^;」








母 「ワカランばい!やめときないばい!(←既にパニック)

  (分からないよ!やめときなさい!)」








・・・やっぱりなぁ~(><;







暫く互いの主張をぶつけた後、

ラチがあかないと思ったのか母は







母 「お父さんに言わなばい、これ!(←大パニック)

  (お父さんに言わないと、これ!)」






あたふたと入浴中の父に報告に行きまして。






そして。


バスタオルを腰に巻いて仁王立ちの父、登場。

アンド

その後ろに隠れて立っている母。







父 「お前・・・中国行くんか」


私 「行くよ(目を見て即答)」





父 「誰と行くんや」


私 「ヨウコちゃん。同じクラスの子」





父 「危なないんか?(危なくないのか)」


私 「危なくないよ。北京に先輩おるし。私、言葉も勉強してるし。」





父 「・・・・(考)」




私 「ま・・・

   死ぬような事はないよ」







父と暫く目を合わせ・・・









「好きにしたら、ええがな」









父は一言いうと


後ろを向いて





パンツを履きに、行きました^^;






「まっ!(驚)お父さん!(慌)」






母は慌てて後を追いかけて行きまして・・・






母 「中国やら大丈夫かの?(気弱)」


父 「知らん!行く言うてるねんから

   好きにさせたらええがな!(←投げやり)」







二人のやり取りに聞き耳を立てながら







うぉぉぉ~・・・・


やったぁ~・・・(嬉)








一番の難関は、突破した模様!









つづく。






この話は1991年の夏の出来事を書いています。
古くて、すみません!良かったら一緒に当時の中国を感じてください。




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死ぬとかコロされるとか・・・^^;

最初の頃は中国の事情は今ほど知られていなかったし

分からないから心配だったんでしょうか。

ウチは母が特に心配性だし

そこまで言わんと、なかなか納得してくれませんでした。


さて次は前川先輩に連絡したり旅行準備したり・・・です。




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私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!





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最終更新日  2008/08/19 01:51:20 AM
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