マツダ・新型アテンザに乗って来た。
みなさん、こんにちは。 2日連続で書くなんて、何ヶ月ぶりでしょうか(^^;。 さて、表題の件。18日に新型アテンザの試乗会がありまして、葉山まで行って参りました。三浦半島エリア、我が家から最短距離で行こうとすると、超渋滞ポイントをはしごするようなルートになり、ナビ予測2時間少々のところを平気で4時間以上かかったりするし、そこを避けて迂回すると、高速料金だけで2,500円ぐらいになるので、BD-1(折りたたみ自転車)持って電車で行ってきました。 会場の湘南国際村は標高150mぐらいの高台にあり、ヒルクライムのタイムアタックルートになっているんですねぇ(^^;。逗子駅から約9kmなんですが、40分ぐらいかかっちゃいました(^^;。 それはさておき、新型アテンザです。僕の注目は、ディーゼル6MT車と2Lガソリン車だったのですが、どちらも試乗車が2台しかなく、割り当てられた時間は30分。長者ヶ崎を往復したら終わりですが、そこで燃費計測を試みました。 結果は、ディーゼル6MTが20.0km/l、ガソリン2Lが14.7km/lと、ディーゼルが36%優勢。軽油とガソリンの価格差を考えると、燃料代は約半分で済むことになりますね。 ディーゼルのフィーリングですが、騒音・振動に関しては、明らかにディーゼルとわかります。しかし「だからダメ」ということではなく、かつてのディーゼルのような不快なレベルでは、ぜんぜんありません。無過給域のトルクも、日産のそれのような「まったくお話しにならない」と言うレベルではなく、4速以下なら1,000rpmちょっと回っていれば、多少の応答遅れの後、ちゃんと加速してくれます。1速も極端なローレシオではないので、発進直後の忙しなさもありません。さすがに2速発進は厳しかったですが、日産に対して排気量200ccの余裕と、シーケンシャルツインターボによるターボラグ縮小効果が感じられました。 過給圧の高まりは、日産が1,700rpmあたりからなのに対し、マツダは1,400rpmぐらいから感じられ、2,000rpm手前ぐらいからモリモリっと来ます。 ライドフィールも、ディーゼルのほうがアテンザのキャラクターには合っている感じでしたね。ガソリンエンジン車はノーズが軽くて動きが軽快な反面、相対的にバネ下が重くなって、少し暴れる感じがありました。ディーゼルはバネ上が重い分、重厚感があります。 ガソリン2Lで注目していたポイントは、改良したというシフトスケジュール。同じユニットを積むCX-5では、やや燃費に振りすぎた感があり、Dレンジではクルマが重く感じましたが、アテンザではアクセルペダルの操作速度もパラメータに加えたため、ドライバーの加速意図に良く反応するようになりました。アクセル操作速度が遅ければ低回転で粘りますので、エコランもさせやすいです。ちなみにCX-5も、昨年12月以降のモデルでこの改良が反映されたそうです。 ディーゼルの6ATと2.5Lのガソリン車は試乗車が豊富にあり、それぞれ1時間ずつ貸していただけたので、逗葉新道から横浜横須賀道路に出て、衣笠ICで降りて衣笠駅前の市街地を回って戻るルートを選択しました。横横はほぼ80km/hで巡航。衣笠駅周辺は、かなり渋滞しておりました。 こちらも燃費から報告しますと、ディーゼルが18.4km/l、ガソリン2.5Lが13.4km/l。ディーゼルが37%優位となりました。ディーゼルの優秀さには目を見張りますが、ガソリン車の健闘ぶりにも注目したいですね。車重1,450kgの2.5L車がこの燃費ですから。 エンジン&トランスミッションの組み合わせを一通り乗ってみて、お勧めを選ぶとするなら、やはりディーゼル6MTです。ディーゼルATも悪くはありませんが、快適性を重視したためか、トルコンのスリップ感がややあって、MTと較べると、タイヤが遠く感じられます(ダイレクト感が希薄、ということ)。ATに慣れてしまっている人が今さらMTに乗ると、最初はクラッチペダルの操作に苦労するかも知れませんが、それを克服してでも乗る価値はあると思います。 惜しむらくは、ディーゼル6MTの価格がAT仕様より高いこと。19インチホイールなんかつけなくて良いので、シンプル装備で使い倒し仕様のワゴンを20万円安で出してくれたら、マジで欲しいです。 問題は、嫁実家の出入りができるかどうか、ですかね(^^;。CX-5が6MTになってi-ELOOP(キャパシタ式減速エネルギー回生装置)が付いたらそっちにしますけど(^^)。 さらに詳しい話はこちらで。 【送料無料】新型アテンザのすべて価格:480円(税込、送料別)