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カテゴリ:事故防止・交通安全
東浦です。
高齢運転者対策&あおり運転対策ということで改正道交法が可決成立し、あおり対策部分は今月末施行で固まったとのこと。これ、免許を持って運転するすべての人に影響してくる改正ですからしっかり押さえておきましょう。 【楽天スーパーセール】iqos3 duo ケース iqos iqos3 両方対応 ケース アイコス ホルダー スタンド 車載 マルチホルダー クリップ スマホ タブレット clip スマホスタンド アイコスケース iQOSケース クリップ型ケース NHKニュースの記事 改正の骨子 あおり運転を「妨害運転」として、厳しく取り締まる(検挙=免許取消)という新ルールですが、これ、完全に去年のスマホながら運転の強化と同じパターンで、現場の警察官がどこまでを取り締まるのか困惑しそうでもあります。当然、目に余るものからということになるのでしょうが、実際的には事故発生のないまま、通常の走行の中においてはなかなか、検挙は難しそうです。例えば不要不急の急ブレーキなんかは現在も道路交通法上に規定(24条)があり、これに反した結果に生じた交通事故においては被追突車両側にも一定の過失責任が生じます。実務的には、「前にビニール袋が飛んできて驚いてブレーキした」など、いくらでも言い訳がきくのでなかなか難しいところではあります。それと同様に、今回の法改正が施行されても、あおり運転容疑の車両が幅寄せ=手が滑った。車間詰めた=後ろが詰めてきたから、等、相当目に余る状況でなければ、警察官が強行に検挙したところで、全くの逆効果になるのは目に見えていますから、なかなか、そこまで踏み込んだことはできないのではないか、と予想します。 ただ一方で、今回の法改正による罰則強化が一撃で免許取消というとんでもない設計なので、変な警察官にあたって検挙されてしまってはかないません。免許取消処分について抗告訴訟や国賠請求するにしても手間暇金がとんでもないことになります。そういうバカげたことにならないように、一般ドライバーひとりひとりがしっかりと対策をとる必要があるといえるでしょう。 〇対策1 : 出来るだけ幹線道路を利用する 抜け道になっているような路地や河川敷、広域農道のような一本道では前車がいわゆる「煽られ屋」状態ですと、今回改正に抵触するような運転行動に陥りやすくなります。出来るだけ広い幹線道路を利用しましょう。混んでいても、「嫌だな」と思う車を別のレーンから回避できるメリットは大きいです。 〇対策2 : ひとりひとりが、両方の努力 自分が煽らないようにするためには怒りのコントロールということになるのでしょう。六秒我慢ですとか、深呼吸ですとか、一般的なものからオカルトまでたくさんあると思います。いずれにしても免許取消はちょっとシャレにならないので、その危険性を頭に思い浮かべるだけでも効果的かもしれません。同時に、自分が煽られないように「適切な運転」を心がける。これもまた、極めて重要です。右レーン走行時は後方車両が追い付いてきたらすぐにどく。法定速度に拘泥しすぎず、現場の流れにあわせた運転を行う。交通事故防止でも同様ですが、自身が加害者にならない、そして、被害者にもならない運転を心がけることが重要です。 いずれにしても、ルールがかわる以上は、新しいルールの中でうまくやる。これは法の下に暮らす我々にとっての大原則ですから、お互い気を付けていきましょう。煽らない、煽られない、検挙されない・・・最後が一番大事? 免許は大切にしましょう。東浦でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.06.04 14:32:42
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