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カテゴリ:今日の一言
よりレベルを上げ、より効率をよくし、売上貢献に寄与する。
資本主義社会でよく歌われる文句の一つでもある努力の姿である。 しかし、私は昨今のスポーツ界などの移籍金の金額の高さや国の予算などに計上されている補助金などの報告書を眺めていて感じるのである。 これは異常な出来事なのではなかろうかと。 確かに、大国や人口の多い国などでは観客動員数や関連グッズなどの売上などを鑑みますと、とてつもない金額が浮上する理論は分かるのです。 そして、そういった金額を手にする人間が登場することも十分に想像はできます。 しかし、一体全体、どこまでそういったものに過熱する人々が増え続けるのであろうと不安にもなります。 話が脱線しましたが、資本主義の仕組みとは、企業の理念と似通っておりまして、努力に対しての成果が求められ、その成果による品質向上であったり、サービス向上などにより、価格も向上してしまう部分でこういった開きや格差社会がここまで広がってしまった原因になっているように感じます。 医療にしろ、行政サービスにしろ、より高度なものを求めることにより、価格自体も向上してしまうのです。 当たり前だろと思われる方も多いと思いますが、その連鎖の行き着く先はどこだと考えられますでしょうか。 私が問題視しておりますのは,そこなのです。 その単純な仕組みのみが暴走してしまいますと、本人の意思などとは全く関係なしに、まるで荒れ狂う竜が大空を縦横無尽に飛び回る如くシステムなど軽く吹き飛ばしかねないのです。 そろそろ、人類もそういった方面にもいい加減目を向け始めなあかんやろ、私はそう強く感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月23日 06時49分15秒
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