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カテゴリ:イスラエルライフ
ジンちゃんの失踪が木曜日の夕刻過ぎのことでした。
イスラエルでは、週末が金曜と土曜にまたがっています。 金曜日は、私のトリマーの仕事が一週間で一番忙しい日です。 私は朝から、いつものように勤務先に、子供たちを学校に送り出した後、妻は市やボランティアグループの犬の保護を行っている施設などに連絡を取ってくれましたが、ミニチュアダックスの保護は無いとのことでした。 私が仕事から帰宅する時間には、保護している近隣の施設で働く方たちも週末を迎えるために誰も施設から居なくなってしまうことは、電話確認でもわかってはいたのですが、ジーナを連れて、数軒の施設の周りまで行って柵の外から名前を呼んできたりしましたが、なんら手がかりらしいものは得られず、近所の人たちに見たり聞いたりしたら、情報提供をしてくれるように頼んだりと、そんなことくらいしかできませんでした。 ジンちゃんは、母犬のジーナと違い存在感を思いっきりアピールする犬なので、居なくなったことで良い面悪い面の双方で、より一層の家の中に居ないという存在感を強く感じながら、妻の両親宅での夕飯を親戚たちと共にし、話題の大半はジンちゃんのことで終始していたのを昨日のことのように覚えています。 安息日の土曜日は、母犬ジーナを連れて近所の公園に子供たちと出かけました。 「あれ、今日は一匹だけなの?」 そんな会話から、ジンちゃんの失踪について、多くの方に捜索のアドバイスや情報提供の確約をいただき、少し元気付けられたことは確かでした。 週末で思うような捜索活動もままならないことが歯がゆくもありましたが、二日明けてもまだ帰らないことにどのような意味合いがあるのかがわからず、ジーナに息子ジンちゃんは、必ず連れ戻すからねなどと軽く口約束してしまった言葉の重みが、腹にどっしりと堪えた週末でした・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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