薬用植物研修会5 シャクナゲが満開でした。ついでに山頂へ。
週末もさわやかな陽気でした。空気がクリアで気持ちよかったです。さて、薬用植物研修会のご報告も今回がラストになります。2時間くらい歩き回ると小休憩の時間に。ちょうどシャクナゲ園のそばだったので満開のお花を堪能できました。新緑に映えて美しかったです。◇鬼女ですって?キジョラン(鬼女蘭)キョウチクトウ科の蔓性常緑多年草。両性花。本州以西~九州、沖縄に分布。渡りをするという「アサギマダラ」の食草。この和名は種子についている白く長い冠毛を「鬼女の乱れ髪」にたとえたからだとか。四月だったので、これではわかりませんよね^^;同属にコンズランゴ(芳香性苦味健胃薬)があるそうです。◇講師がしゃがみこんだかと思うと何やら枯葉をよけてゴソゴソ。。わかりますか? 「珍しい!!」とおっしゃるので、ふーん、そうなんだ、と見ているとなんと3個かたまって咲いているのを発見!「レアだ」と講師も撮影しまくっておりました。タイリンアオイウマノスズクサ科の常緑多年草。薬草ではありませんが、調べてみると中国地方~九州北部に分布し、その数は年々減っているらしい。秋吉台(山口県)では比較的よく見かける植物とのこと。◇これもいたるところで。キランソウシソ科の多年草。両性花。北海道、沖縄を除く日本全国、中国、朝鮮半島に分布。ごく普通に道端などに生えてますが立派な薬草です。だって、漢名は筋骨草(きんこつそう)グルコサミンのサプリメントに配合されることも。別名は「地獄の釜の蓋」ちょうど春のお彼岸に花期を迎えるからという説と茎葉が地面を這うように覆い蓋をするようだからという2つの説があるらしい。主に鎮咳、去痰、解熱、気管支炎、咽喉腫痛、下痢などの症状に利用されるようです。通常濃い紫の花色ですが上の写真の奥は(わかりづらいけど)ピンク系だったので2つの花色が隣り合って咲いているのはとても珍しいのだそうです。◇陽光にひらひらと。。ハンカチの木ミズキ科の落葉高木、中国原産。花に見えるのは、花についた白い大きな苞葉ちょうど咲き始めた頃に出会いました。◇こちらも花盛りヤマブキバラ科の落葉低木、九州~北海道、中国に分布。薬草ではありませんが新緑と黄色の花色ってエネルギーを感じます。◇最後になりましたが研修会(無料)に参加した山はここ。北九州市HP研修会が終わって簡単なアンケートを提出すると「お土産」がもらえます。薬草の本は秋に参加したものと同じでした。今回、同封された種はペパーミント、リーフレットも参考になりそう。終了後お天気が良かったので、薬草植物園(8合目)から山頂まで近道優先で登ってきました。低い山ですが見晴らしがよいので和みますね^^10月ごろにはたくさんのハングライダーが飛ぶそうです。夜景の名所でもあり夏の夜や週末はカップルのデートコースの一つかも。写真右下にあるのが天空ドーム。恋愛成就の南京錠が売られています。もっと多くの薬用植物を観察したのですが退屈なので一部すっ飛ばしました^^;毒草を含めた薬草の成分は薬の元でもありますし海馬の記憶が脳に定着できる程度アロマと並行して知っておきたいなと思ってます^^では、また。 (参考)八幡薬剤師会 薬用・有用植物リスト◇いつもの5本が6本に。マラソン中は7本ピュア エッセンシャル オイル 選べる アロマ 6本セット 精油 各5ml【送料無料】価格:1000円(税込、送料無料) (2018/5/12時点)