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第7官界彷徨

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2006.12.01
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 四万十川の作者、笹山久三さんは、郵便配達人である。四万十川を読んだのは20年くらい前、それから10年くらいして、文芸誌に笹山さんの対談が載っていた。そこでは、配達の時に時間を急ぐ余りに、道路交通法の違反がまかりとおっているという現場の話だった。オートバイで歩道を走らなければその日の配達が終わらないというのだ。

 笹山さんは、「自分は絶対にそんなことはしない、時間内に終わらなかったとしたら、それをさせようとする方がまちがっているからだ。若い人たちにもそういっている。」と話していた。あんなやさしい子どもの心が書ける人の、正義感の強さに、すっかり感激。

 今日の東京新聞に、郵政民営化を受けての郵便局のこれからが載っていた。今のひどい現状も。これからもっと加速される労働破壊の予想も。

 ここでもはやってます、「ばか」ということば。
『郵政民営化といって、最近話題になるのは、造反議員の自民党復党問題という政局がらみの話ばかりだ。国民そっちのけの、こんなばか騒ぎをよそに、郵政民営化は来年10月の実施に向かって突き進んでいる。民営化に伴う利用者の不安は解消されたのか。そして今、郵便局で働く人はどういう状況に置かれているのか。』

 という書き出し。

 東京の檜原村の郵便局の集配業務が廃止されるという。地元の人々は10月27日、集配廃止反対の署名を集めて提出した。
「政府は、サービスは低下させないと言っているが、信じきれない。ここみたいな山村では、郵便屋さんは市街地とは全く違う役割をもった大切な存在であることをわかっているのか」

 『昨年10月、郵政民営化関連法案が可決した際、参議院は郵便局が長年提供してきたサービスの「現行水準が維持され、万が一にも、国民の利便に支障が生じないよう、万全を期すること」という付帯決議を採択した。』

 檜原村の住民は、これを眉唾物と思っている。
 記事では
『全国を見ると、集配業務の廃止はすでに部分的に実施されており、廃止計画の1048局中、半数を超える620局あまりに上る』そうです。

ところでびっくり現場の人々・・・
『民間の運輸業者との競争に勝ち抜くために、郵政公社ではここ数年来合理化に大ナタをふるってきた。その象徴ともいうべきものが、トヨタ自動車の生産管理方式を取り入れたジャパン・ポスト・システムだ。

 2003年に埼玉の越谷郵便局で始まり、現在では全国の郵便局の大半で導入されている。
「だれがどのくらいの速さで郵便物の仕分けができたのかを競わせ、結果を一覧表にして張り出す」

 スピードが標準以下の職員には「訓練道場」という日勤教育が待っている。
 床にはテープが貼られた。「このテープに沿って歩けば、最短の歩数で仕事ができるという理屈。立ったり座ったりする時間も無駄ということで、職場からは椅子も撤去された。

 合理化の一環として職員を悩ませているものに、不透明な人事評価がある。』

☆こんなにいいようにされて、現場の人々は従ってきたなんて、信じられな~い。昔は「全逓」って組合があってストなんかやってたと思うんですけど、まだあるのかなあ。
 上司や地元のボスばっかりの方を向いていて、自分たちの足元から崩壊しちゃったのかな?

 来年は早期退職が今年の2・3倍になるそうです。
『それでも郵政公社は困らない。「早期退職者が出れば、ゆうメイトと呼ばれる雇用が不安定な非常勤職員で埋めれば足りるし、そのほうが人件費削減になる。

 民営化という名目で労働破壊が進んでおり、その影響は誤配や遅配などのサービス低下に行き着く筈だ。』

☆とのことです。こういう職場作りって、長い髪を切って就職した団塊の人たちがやってるんでしょうか?
 郵便配達人って、文化の運び人みたいな感じがしてイメージ良かったのに。現場はどうなっちゃってるんでしょうね。
 それに、いろんな悪法ができて、暮らしを締め付けてるのに、無頓着な国民ばっかり。
 爽やかに「イルポスティーノ」でも見ましょうかね。ネルーダのために手紙を配達した島の郵便配達人の話。





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最終更新日  2006.12.01 21:46:14
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