|
テーマ:旅のあれこれ(9982)
カテゴリ:旅日記~タンザニア編~
その後、マサイの伝統医師のお宅を訪問しました。
黒と白の石を牛の角から作った容器に入れてふり、 出てきた石の数で、 病気や災難の原因や治療法がわかるのだそうです。 例えば、泥棒が家にやってくる、という結果が出れば、 ミリンダの空き瓶に入れられた粉末を 家の周りにまく。すると、災難を逃れられるそうです。 粉末の成分を聞きましたが、秘密だそうです ストーン・タウンでひいた風邪を引きずっていたため、 風邪の治療をお願いしたところ、 西洋医学に基づく薬などを一切排除しなければならないとのこと。 すでに薬を服用していた私は、治療を受けられず。 さらに占いもできるというので、私の将来を観てもらおうと思いましたが、 10分で30,000シリング($1≒Tsh 120、2008年3月当時)。 日本で私が観てもらった占い師さんたちより高額のため、断念しました。 ここにたどり着くまでの道中、子どもを病院に連れて行く ガイドの知人の若夫婦に出会いました。 その時は、伝統医師がいるのに、病院に連れて行く 彼らの行動が理解できなかったのですが、 実際に見学してみて、若夫婦の選択が なんとなくわかるような気がしました。 見学終了後、一人5,000シリングを要求されました。 二人の妻とその子どもたちを養っていかなければならないと。 私たちはこの日にかかる経費、全部込みという契約で $57支払い済みであると領収書をガイドに見せたところ、 ガイドが二人分10,000シリングをツアー会社から受け取り、 後ほど届けると医師に説明してくれました。 ツアー会社との契約に関しては後述するとして、 「二人の妻とその子どもたちを養っていかなければならない」からと お金を請求されること、私は納得がいきません。 養えないなら、なぜ二人も囲ったの? と。 いつ訪れるやわからない外国人に頼らずとも、 養っていける基盤をもって、結婚すべきだと思う。 ちなみに我が家のハウスキーパーも、第三子出産後、 おむつの洗濯に石けん代が必要だから援助して ・・・云々、言っていました。 その時にも、子どもができれば、生活費が余計にかかることは 予測できるわけで、計画出産しようよ、と思ったのですが。 ・・・なあんて、これは日本人的感覚であり、 アフリカでは通用しづらい理屈なのかもしれません。 伝統と科学、文明の融合は難しい? 今日もぽちっ↓とありがとうございます 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 19, 2008 04:20:48 PM
[旅日記~タンザニア編~] カテゴリの最新記事
|
|