バスの代金で一悶着 ~ タンザニア旅行のすすめ(6)
この日、ザンジバル東岸で、日本人女性Sさんがロッジを経営されている、パジェへ向かいました。前日、オールド・アラブ砦のカウンターで、パジェ行きのバスを予約。朝、ホテルまで男の人が迎えに来てくれました。マラウイのアフリカンタイムに慣れきっている私たち。30分は遅れてくるだろうとのんびり朝食を摂っていたら、予想外に早く来てくれました慌てて荷物を取りに戻り、慌しく出発したため、前日買ったばかりのタンザニア国旗のビーズ細工を部屋に忘れてきてしまいました前日、ひいてしまった風邪がかんばしくなく、道中、眠りこけていた私突然、一緒に乗っていた男に起こされ、「パジェから、パラダイス・ビーチ・バンガローまで10,000シリング。 払わないなら、今、ここで降りろ」と言われました。前日、予約した際、すでに12,000シリング払ったと領収書を見せましたが、パジェからバンガローまで、さらに10,000シリングかかるのだと言います。ザンジバル西岸のストーン・タウンから島を横断、東岸のパジェまで約1時間の道のりと、パジェ内の移動(約5~10分)が、ほぼ同じ値段なんてあり得ない。前日、カウンターで、予約をすればこの値段だけど、予約なしで当日乗ろうとすれば、値段が上がると言われ、私たちは予約したと説明しましたが、「お前らは予約していない」「じゃあ、なんで、ホテルまで迎えに来られたの?」と聞き返しても、訳のわからない説明をくり返すばかり。運転席の隣に座っていた男がカウンターに電話し、同行のCがその電話に出て、カウンターの人と話し、とにかくロッジまで行ってもらうことになりました。到着後、10,000シリング払えと、バスの後部座席に積んでいた私たちの荷物を渡そうとしません。やむを得ず自分たちで荷物を出しましたが、Cが鞄の外ポケットに入れていたお土産の絵をとりあげ、物色しながら、「返して欲しければ、10,000シリング払え。 さっきの電話でカウンターの人と話し、払うことに同意したはずだ。 払わなければ、警察につきだすぞ」と脅す始末。同意などしていないし、10,000シリングは法外だ。荷物をとりあげるなんて泥棒かと、Cと二人で彼らと格闘していたところ、バンガローの人たちが出てきてくれました。Clove Hotelからバスを予約するとTsh 16,800、Sさんのロッジから彼らに依頼するとTsh 19,200、私たちが依頼したカウンターはTsh 12,000だったため、おそらく、カウンターの人間が彼らへのリベートを払うのをこばんでいるのだろうというSさんのとりなしもあり、Tsh 5,000を支払うことになりました。まったく納得いきませんでしたが、Sさんにご迷惑をおかけするのも忍びなく・・・彼らの言い分は二転、三転し、なんとかお金を巻き上げようとする彼らは本当に気分が悪かった。オフ・シーズンで客が少ないこともあり、小銭を稼ぎたかったのでしょうね。日本円にしたらたった1,000円ほどのことで、真剣にけんかする私たち金額の問題じゃないんですよね。例えば、今はオフシーズンで客が少ないから、料金は倍と、最初に言ってくれていたら、納得して支払ったと思う。道中、儲けが少ないことに気づいたのでしょう。突然、契約を変え、筋の通らない理屈をとうとうと並べ、お金を巻き上げようとする彼らの根性に腹が立つ。アフリカらしいといえばらしいのですが、そんな彼らの生き方、主張を受け入れること、私は困難です。私たちが利用したのは旅行者向けのバス(と言っても、バン)でしたが、ザンジバルの人たちの交通機関ダラダラなら、2~3時間で行けるそうです。ダラダラ マラウイではマトラと呼ばれるこのタイプの乗り物、トラックの荷台に直接、人が乗り込みますが(写真はこちら→★)、タンザニアでは、屋根も座席もついている。さすがタンザニア空港のタクシーはパジェまでTsh 35,000と言っていましたし、人数が多ければ、タクシーがいいかもしれませんね。ピーク時ならいざ知らず、オフ・シーズンのパジェ行きバスはおすすめしません今朝のマラウイは小雨。この時期の雨は珍しいです。今日もぽちっ↓とありがとうございます人気ブログランキングへ