アジアの言葉を丸かじり

全国的に、寒い日が続いています。

大阪でも、1月17日の朝から、ちらちらと
雪が舞い始めました。用事があったので、
わずか１週間前と同じ服装で自転車に乗り
ましたが、その寒いこと！

でも、まだ、積もるほどにはなりません。

数年前は北陸を中心に、豪雪がありましたが
その年の冬と比べると、今年はまだまだです。
果たして、これから寒くなるのでしょうか。

雪の多いところにお住まいの方は、滑ったり
怪我をしないように注意して下さい。


さて、今週もカテゴリー「音声」について
書いてみることとします。

今まで、

日本語と、タイ語、ヒンディー語、中国語、
韓国語、アラビア語、ヘブライ語を同時に
聞いてみました。

今週は、日本語とラテン語を同時に聞く
実験です。

ラテン語は、古代ローマで話されていた言葉
です。古代のギリシア語と共に、ヨーロッパ
の言葉の、大きな土台となっています。

現在でも、ヨーロッパの多くの国で、ラテン語は
私たち日本人が古文を勉強するのと同じように、
高校や、大学で勉強されています。

私たちも、ローマ字ということで、ラテン語の
アルファベットを習いますね。ちなみに、古代は
大文字しかなかったそうで、小文字が使われる
ようになったのは、中世に入ってからだとか。

とにかく、ラテン語を聞いたことのある方は
そんなに、おられないと思いますので、まず
ものは試しです。一度、聞いてみましょう。

興味がある方は、下のURLアドレスにアクセスし、
リンク先へジャンプ
【メールアドレス】asianlang1@hotmail.co.jp
【パスワード】3571207548
を入力してから、nezumiyome-latin9.mp3
という名前のファイルをクリックして、
ご自身のパソコンで保存する等して聞いてみてください。
（ファイルを入手後はログアウトして下さい！）
※他の方がログイン中で、上のメールアドレスでは駄目な場合は、
【アクセスID】asianlang2@hotmail.co.jp
【パスワード】0465967136
も用意しました。再度、お試しください。
さて、どのような感じがされましたか。

ラテン語は、アルファベットを使って
書かれますが、聴いた感じは、英語より
まったりと、ふくよかに、聞こえませんか。

前も書きましたが、ラテン語や英語も、
インド＝アーリア系の言葉になります。
（特に英語は、ドイツ語と同じく、
　西ゲルマン語派と呼ばれます。）

しかし、ラテン語は、英語とは違う特徴が、
アクセントにあります。

アクセントは、大まかには、高低（ピッチ）
によるものと、強弱（ストレス）によるもの
があります。英語は、強弱（ストレス）に
よるものですが、ラテン語は、高低（ピッチ）
によるものではないでしょうか。

日本語も、高低（ピッチ）でアクセントを
つけます。そのためか、日本語と同時に
聴いても、あまり違和感がありません。

加えて、日本語の同じように、ラテン語も
「あいうえお」の母音を丁寧に発音します
ので、同じような響きを持ちます。

例えば、聞き取れた方もおられるかも
しれませんが、「taberna（タベルナ）」
は”店”という意味ですが、もしこれを
英語的に発音すると、タバーナという風に
母音は、いいかげんに発音されるでしょう。

ラテン語は、アジアの言葉とは言えないの
ですが、どこか、我々、日本人にとっても
懐かしい感じがする言葉です。

英語を聞き取るのが苦手な方はでも、
ラテン語系の言葉（フランス、イタリア語
ルーマニア語も）なら、大丈夫かもしれ
ませんね。ラテン語を勉強しておくと、
他のヨーロッパの言葉を比較して効率良く
習得出来るかと思います。

「急がば、回れ」

ではありませんが、そういう方法も
良いかもしれません。

では、益々、寒くなるかと思いますが、
外出時の防寒はくれぐれも、怠りないよう
ご準備してお出かけ下さい。