まてぃの徒然映画＋雑記

渋谷シネマヴェーラで開催されている、『ジョニー・トーとゆかいな仲間たち』‐香港映画傑作選‐で、ジョニー・トー杜[王其]峰をはじめ、イー・トンシン爾冬陞、ベニー・チャン陳木勝といった監督の00年代の名作を特集上映しています。

この作品は三度目の鑑賞で、前回からは2年ぶりとそんなに間がたっていないこともあって、結構ストーリーは覚えていました。錯綜する物語、大陸出身の殺し屋フー（ダニエル・ウー呉彦祖）と娼婦タンタン（セシリア・チャン張柏芝）の逃避行に、ミウ警部（アレックス・フォン方力申）率いる警察チームの捜査が迫る。

携帯ゲーム機や金のネックレス、ステーキのコース料理に気分が昂ぶる純粋な2人、一方で手配師リウ（ラム・シュ林雪）は表と裏の顔を使い分け、ミウ警部をはじめとした香港警察の面々は、勇み足をした新人刑事のために証拠の捏造を図る。

旺角の一夜を切り取った画面は変わらずかっこよく、タンタンの「香港はどうして“香る港”っていうの？」という科白が心に染みる。

何度観ても素晴らしい映画です。



ワンナイト イン モンコック [DVD]


3/13　渋谷シネマヴェーラ


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