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テーマ:野鳥好きっ♪(15709)
カテゴリ:野鳥
1月21日(日) 今朝は靄が立ち込めていました。 とても幻想的な眺めでしたよ。 その後は晴れて穏やかな一日でしたね。 明日の朝は雪が降るかも、という天気予報。 通勤が少し憂鬱です。 トップの写真は、草叢に潜むツグミです。 以前の日記でも書きましたが、親爺の生息域ではこの季節、 やたらと見かけるありふれた小鳥になりました。 狩猟が全面的に禁じられているものですから、 どんどん個体数を増やしているのではないのでしょうか。 もう、ツグミの味を知る人は、日本では絶滅危惧種かもしれません。 ツグミはあまり人を警戒しないですね。 10mから20m位なら、近づいても許してくれますな。 黒い筒を向けても平気です。 ちょんちょんと歩いては、落ちている食べ物を啄ばんでいます。 意外と単独行動が多いですね。 小さな群れをつくっている場合もありますが、 このように一人歩きをしている姿も良く見かけます。 この子はずいぶんと色白でしょ。 写真を撮った時は気が付きませんでしたが、整理していて分かりました。 「ムクドリと仲良し」、 というテーマにしようと思ったのですが・・・。 普通のツグミに比べると、やっぱり色白です。 時々、このような色抜けの個体はいるようです。 この子はまだ真面(まとも)なほうかな。 このあと、突然コチョウゲンボウが出現し、小鳥たちは四散してしまいました。 コチョウゲンボウも動きが早すぎてカメラで追えず・・・。 残念。 下の写真からは、アカハラです。 一度お会いしてみたかった鳥です。 飛んで来て、この体勢で枝に止まり、直ぐに飛んでいってしまいました。 思いっきり枝被り。 フォーカスを合わせるのに手間取りました。 アカハラは、スズメ目ヒタキ科ツグミ属に分類される鳥です。 ツグミとは親戚です。 ツグミと一緒に、畑や田圃を歩いて餌を探しているようですが、 まだ確認できた例(ためし)はありませんでした。 古くは、茶鶫(チャジナイ:茶色のツグミ)と呼ばれていました。 中国南部、台湾、日本、フィリピン北部に分布しています。 夏季に日本で繁殖し、 冬季になると中華人民共和国南部や日本、フィリピン北部へ南下し越冬するようです。 日本では夏に本州中部以北に飛来(夏鳥)し、繁殖し、 冬になると本州中部以西で越冬(冬鳥)します。 関東は夏冬重なっているように見えますが、繁殖地は高地の山林ということですから、 平野部では、冬にしか見ることができない冬鳥かもしれません。 全長24cm前後。 ツグミとは同じぐらい。 ムクドリとも同じぐらいですね。 胸部から腹部側面にかけてオレンジ色をしています。 この特徴からアカハラとされています。 今回は分かりにくかったのですが、 お腹の中央部から尾っぽの下側まで白い羽毛で覆われています。 頭部から背部は緑がかった褐色ですね。 上のくちばしは黒っぽいのですが、下のくちばしはやはりオレンジ色です。 アイリングの色もオレンジ色で、可愛らしいお眼目をしています。 ♀は喉が白い個体が多いらしいので、この子は♀かな。 お腹が全面的に白い、シロハラという鳥もいますね。 まだお会いしたことありませんけど。 ツグミ属の仲間は、きれいにお化粧した子が多いでしょ。 アカコッコという、純粋な日本固有種で天然記念物で絶滅危惧種もいますよ。 伊豆諸島やトカラ列島に行かないと会えないそうですが・・・。 いろいろと観てみたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.02.02 17:26:08
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