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アウトドア親爺の徒然日記

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2019.09.26
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カテゴリ:野鳥


9月26日(木)

9月も末になろうとしていますが、
涼しくなったという実感が未だに湧いてこないですね。

今日なども日中は少し蒸し暑く感じました。

さて、唐突なお話ですが明日から再び北海道へ行ってきます。
三週間弱の予定です。 一月ほど前から計画していたことではありますが・・・。

父の四十九日も終わり一段落しましたので、
秋の北海道はどのように変化するのか確かめたくなりましてね。

主な行先はやはり道東。 霧多布、網走、知床、標津、弟子屈、別海、根室辺りをうろつく予定。
オプションで小樽、積丹、洞爺にも行きますが、これは奥様同伴です。

時間がありましたら、なるべく時間を置かずに日記に書いていきます。
そろそろ紅葉の季節なのでしょうが、今年はどうなのでしょうか。

エトピリカ村の村長さんのブログや、
「わしのとまり木」のご主人のFBを覗いてみますと、
南へと旅立つ夏鳥と北からやってくる冬鳥が入れ替わる季節になっているようですね。

フライウェイの通過点になっている場所は、
様々な野鳥が集まり面白いことになっているかもしれません。


さて、今日のお題はミヤコドリ。 秋の船橋三番瀬海浜公園の最終話です。
書き残しもありますが取り敢えず一区切りといたしましょう。

三番瀬ではミヤコドリは年中観るチャンスがありそうです。
数はぐっと減りますが、夏でも北に向かわず居着く、居残り組がいるのです。

セグロカモメでも居残りはいます。 これは主として繁殖に加わらない若鳥の群れ。
ミヤコドリもそうなのかもしれませんね。

どなたが見ても一目瞭然。 やはり三番瀬のスターです。





オオソリハシシギやダイゼンといった、
大型の部類に属する他のシギ・チドリとともに、西の沖合に屯していました。





群れている割には喧嘩っ早い性格のようです。





何が気に入らないのか、仲間を恫喝しているようなシーンに偶に出会います。
オオソリハシシギなどでは見かけたことはありませんよ。





三番瀬は南に向かっていますから、陽が昇ると逆光になります。
するとお顔は真っ黒。 イクラのような赤い光彩が写りません。

虹彩が見えない野鳥の写真は、
魂が入っていない仏像のようなもので今一つ寂しいものです。

ということで、大きく迂回してミヤコドリたちの南側に出ました。
三番瀬はとても遠浅ですから、長靴を履いていればかなり沖まで歩いていけます。





順光から写すとこのように赤い光彩がきれいに写ります。







沖に向かって写すのとは背景が違いますね。





東京湾奥の都会の真ん中であることが良く分かります。
丸っこいものはガスタンクなのでしょうか。





翼を広げると、脇と翼の裏は真っ白であることが分かります。

例の伊勢物語の一節、ミヤコドリ(都鳥)が登場する場面ですが、
「白き鳥の嘴と脚と赤き、しぎの大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ」、
とされています。

この都鳥はこのミヤコドリなのか、それともユリカモメのことなのか、
どちらもピッタリ来なくて諸説があり、今でも釈然としないところです。

平安時代の京都には、ミヤコドリもユリカモメもいなかったようですから、
前後の文脈からしてどちらでもいいじゃん!ということになるのですが・・・。

ミヤコドリも翼を上げていると、
「白き鳥の嘴と脚の赤き」まではかなり一致しますね。

季節感からすると、ウミネコやセグロカモメは居残りがいても、
夏羽の頭が黒いユリカモメの姿は、ほぼ見ることはないでしょう。

何れにしてもどうもしっくりこないのですね。
伊勢物語に登場する都鳥は、実はこのどちらでもなかったなどとも思えてしまいます。





さて、近くにいたダイゼンにも友情出演願いましょう。
夏羽から冬羽に移行中です。 だんだんとお腹の白さが増していきますよ。





ダイゼンも本来は冬鳥のようですが、三番瀬には夏場の居残り組が見られます。
100年前の鳥たちの姿、ましてや1,000年も前の鳥たちの姿は見たことがありません。

ミヤコドリにしてもダイゼンにしても、
大昔から夏場の居残りが行われていたかどうかは、知る由もないのです。





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Last updated  2019.09.28 19:40:04
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