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アウトドア親爺の徒然日記

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まるのんちゃん777

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2020.03.09
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カテゴリ:野鳥



3月9日(月)

1月中旬以降、雨降りの日が増えてきましたね。
雨が降ったあとは晴れるのですが、強い北風が吹き荒れます。

そしてまた直ぐに雨降り。 九州から我が家に戻った後は、
野暮用も多々ありフィールドに出かけるタイミングがありません。

銚子のカモメが気になっているのですが、
なかなか行けないなあと、気を揉む今日この頃です。

ガンカモの仲間たちは既に北帰を開始しています。
稲波干拓地のオオヒシクイたちも、
3月3日の雛祭りの日に最後の7羽が旅立ってしまいました。

もうハクチョウたちも行ってしまったのではないかと。
カモメたちの旅立ちは少し遅いものの、クズクズしていると秋が深まるまで会えませんね。

今シーズンは著しい暖冬なので尚更ですなと心配しているところ。


今日の日記の題材は、はツルの舞と題してツルたちの飛翔の姿です。
先ずはマナヅル。





複数の家族がまとまって翔んでいきます。
何れにしても、血縁関係にある一族ではないかと思っています。

出水市のこの辺りではひっきりなしにツルが翔び交っていますから、
ツルが翔んでいる姿を写真に収めることは、事前の想像以上に容易でした。

しかしながら、
マナヅルがこれだけまとまって翔んでいく姿は珍しいのではないかと。





これはマナヅルの着地する姿。





手前はマナヅル、奥はナベヅル。





ナベヅルの着陸姿勢。
スキージャンプ競技のテレマークと呼ばれる着地姿勢に似ています。

ただし、こちらがオリジナルでしょう。





横から観るとこうです。





ナベヅルがごちゃごちゃと大群で降りてきました。





マナヅルも来ました。
地上はツルの大群で埋まります。 色は異なりますが、フラミンゴの大群と雰囲気が似ています。





カナダヅル一家が自分たちのテリトリーにやって来ました。
この一家は給餌場所であるツル観察センターの裏には出かけません。

ナベヅルやマナヅルが多いので嫌なのでしょうか。
この辺りは比較的空いています。 ナベヅルやマナヅルの姿は疎らです。





カナダヅルの飛び出しです。









出水市のツルの飛来地で越冬するツルたちの数は15,000羽以上。
このツルたちがそれ程広くない地域で過ごしますから、いたるところに姿が見えます。

また、空を見上げると、常にツルの飛翔が目に入ります。
その意味では、ツルの舞を撮影することはとても容易なのです。

尤も、ナベヅルの全世界の生息数の約90%はここに集まるのですから過密ですね。
鳥インフルエンザのような疫病が発生すると、種の存続は危機的状況に陥る恐れがあります。

越冬地を分散できないか、別の地域に誘導できないか、
模索されているようですが、今のところは成功していないようです。

ここのツルたちは、ツルと飛来地丸ごとが国指定の特別天然記念物です。
尤も容易に観察できる特別天然記念物の一つかもしれません。

兎に角この場所に来さえすれば否でも目に飛び込んでくるのです。

鹿児島空港から出水までは、一日10便ほどバスが運行しています。
そしてツル観光地には出水駅から周遊バスも運行しています。

一度訪れてみてはどうでしょうか。 鳥好きさんでなくても楽しめると思います。









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Last updated  2020.03.11 15:19:23
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