京都から奈良へのJR路線は、どちらかと言うとローカル線になるので、待ち合わせの時間が長いです。
大きな荷物を預け、小さな肩掛けバックだけ持って、少し早めに宿を出て、京都駅の改札口に行ったら。
午前7時半、次の直通列車まで30分近くも。
なもんで、となりのホームに到着した、新快速列車の姫路行きに飛び込んで、とりあえず座席に落ち着いてから、何処まで行って下車するか決めることに。
最初、宿を出るときには奈良のあちこちで、たくさんの仏像に対面するつもりだったんだけどね!
大阪は、年末にさんざん画廊巡りで歩き回ったし、今日は人ごみには付き合いたくないような気分。
確か、神戸の美術館ではちょうど今日からムンク展だけど。
どうせなら、このまま成り行きに任せて、終点に。
姫路には、前に来たとき。
名物の、おでんを食べ忘れた覚えがあるので、リターンマッチ。
それに、世界遺産に認定されてる姫路城には、前回クリア出来なかった未踏ルートもあったしね。
町ぐるみで、観光客にとても親切な場所という印象があります。
レンタサイクルなんか、当日直接行って、終点観光案内所に申し込みするだけで、直ぐにいち日じゅう無料で借りることが出来ます。
姫路城の西屋敷跡にある素晴らしい庭園、好古園は、それぞれが白い屏に囲まれた独立した個性的な庭の集合体。
まるで、秘密の花園の日本庭園。