|
カテゴリ:趣味
ピンク、白、水色、紫、青、薄緑と 梅雨のこの時期、通りを歩いていると よそ様の庭先では色とりどりの 紫陽花の花が咲いています。 昔からアルカリ性の土壌だと赤みがかった色が 酸性土壌だと濃い青い色の紫陽花が咲くと 聞かされていたので、淡い色の紫陽花に 石灰をまいてみたりしましたが、 我が家の玄関先に昔から長年咲いてくれる 紫陽花は一向に色変わりしてくれません。 同じ花でもピンク色と水色がフィフティーフィフティーに 混じっているものがあったりして、 ずいぶんお年をとられて、あまり元気がありません。 同じ株に淡いピンクと淡い水色の花が付くだけで、 最後はみんな濃いピンク色になって色あせていきます。 かと思えば、同じ株でも 薄緑の花の隣でこんなに濃い紫の花を 咲かせているものもあります。 この違いはどうしてなんでしょうか? 近くにあるこちらの株は買って来たばかりのころは 鉢で空色(水色)に咲いていましたが、 庭に植えたら薄黄緑色から咲き始め 全体が水色一色になるだけで その後、色変わりしません。 紫陽花の七変化、ならぬ七不思議。 早速ネットで調べてみました。 すると、次のようなことが分かりました。 花の中の色素、アントシアニンと 花色がつき始めたころに花で合成される補助色素、 根から吸収される金属元素のアルミニウム の関係で紫陽花の花色が変化することが分かりました。 自然の化学的な変化はまったく分かりませんが、 最後に老化現象で色あせていくところだけは 「花の色はうつりにけりな いたづらに わがみよにふるながめせしまに」 だけが今の私には 妙に共感できるのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[趣味] カテゴリの最新記事
|