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カテゴリ:旅行記
高山駅から徒歩5分のところに 高野山真言宗医王山飛騨国分寺があります。 764年(天平18年)聖武天皇の勅願により 全国に建てられた国分寺の一つです。 開祖は行基。 樹齢1200年を越える大銀杏は高さ38mあります。 現存する三重塔は1820年に再建されました。
先日の台風で大銀杏の枝が折れてしまったという ニュースをテレビで知ったところでした。 折れた枝に台風の爪痕が残っていました。 近付いてみると、幹のあちこちからこぶが下がっています。 何に似ているかはご想像にお任せしますが、 安産を願う女性の信仰を集めているそうです。 幹の間に仏様が祀られてました。 木の根っこを見ると樹齢1200年以上もの 長い年月を強く生き延びてきたことを知ることができますね。
石灯篭の苔むした姿もいいですね。 向こうに見える本堂には 国重要文化財の本尊と観音様が祀られています。
国分寺通りを西に向かい宮川を渡ります。 川向こうでは有名な宮川朝市が開かれていました。 宮川に架かる鍛冶橋の欄干に足長像があります。 向こう側の欄干には手長像が。 高山祭屋台の一つ「恵比須台」に飾られている 彫刻を銅像にしたもので、 出雲神話の足名稚(アシナヅチ)と 手名稚(テナヅチ)がモデルと言われています。
宮川を渡ってから左折して北に向かいます。 疲れた方は人力車でどうぞ。 下三之町を通って行きました。 宝珠台を通り そろそろ屋台曳き揃え会場に近づいて来ました。 裃のお兄さんがモデルを務めてくれました。 あと50m歩いて右折したら祭り屋台が見えますね。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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