カテゴリ:ホタル復活作戦
ようやく暖かくなりましたが、お天気は不安定ですね。 幸達爺さん、畑仕事が一段落のホット一息は、つかの間で、 午前中は、植え付けた苗や、種蒔き後の水遣りに大忙し、 午後は、工房で竹と領地戦の真っ最中で、切り捨てたり喰ったり、 かと思へば、古竹でリハビリ的な簡易作品をボチボチ始めたりで、 ま、何かと暇潰しに多忙な爺さんであります。 さて、冒頭の写真、早くも黄アゲハを見付けました! 手造りホタル池の傍に咲いた矢車草の花への御訪問でした。 そういえば、昨年の5月20日には、最初のホタルが飛舞して、 5月末までに8匹も発生してたのだ(ここは源氏ホタルだけ) 今春は気温変動が激しく、寒暖著しくウッカリしてましたが、 気付けば、もう蛍の季節が真近なのです。 (源氏ホタルは5月下旬頃から飛び始め7月上旬には終わる。 本格的な夏には、平家ホタルが入れ替わって飛び出します) あ!そうだ。。ホタルの出る前に この手造りホタル池の創設経由につい語らせていただきます。 ★★★ホタル池創設の歴史★★★ 「池創設前の源風景」2001年8月18日 「道路の下を潜った水管からU字溝へ流出する湧水」2006年9月21日 ウーム。。この湧水を利用して、ホタルの飼育をしてみたい。 で、早速、市の水路課を説得し湧水活用と環境改善の名目で、 使用許可を得る。 「池造成準備」2007年10月30日 土手の草刈りをし、附近の山林に転がっている不要木材を拾い集め、 自治会のリヤカーを借りて土手に運び込んだ。 (全て友人と2人の肉体労働で金は掛けずにダダでやる) 「U字溝沿いに池を掘る」2007年11月17日 U字水沿いにスコップで池を掘り、集めた丸太を打ち込み土砂止めをする。 これで池の概形は出来上がったが、半月を要したハードな作業でした。 「湧水を引き込む」2007年11月22日 「池の周囲の外観も整う」2008年5月28日 池の周囲に近所で貰った草木の植栽や敷石等を敷き入れて池らしい外観 も整い始め、山紫陽花の趣味者の協力で日本各地に自生する山紫陽花も 多数植栽され、ホタルに一層風情を添える。 「自然味増すホタル池」2011年5月14日 周辺に植栽した草木が元気に成長し自然味がまして来ました。 「簡易濾過槽の設置」2011年12月1日 湧水と共に流入する泥は、池底に堆積してノロとなりカワニナや ホタル幼虫の成育環境を悪くするので簡易濾過槽を考案設置する。 、 「カワニナ飼育管理トレイの設置」2011年12月1日 濾過槽設置と同時にホタル幼虫の餌となるカワニナの生息数を 増やす事が課題となり、カワニナ飼育管理トレイを3個設置。 「カワニナ餌場を池中に5か所設置」2011年12月1日 池のカワニナが常に餌場に集合して餌を貪り、稚貝も増加しました。 蛍の生息には餌であるカワニナの繁殖状態が良好な事が必須条件。 「真昼のホタル」2012年6月17日 写真は、肝心の夜間飛舞状況の撮影は、幸達の撮影技術では無理で、 昼寝中のホタルを見付けて撮影しましたが、ピンボケでした。 ★「ついに30匹以上のホタル発生!」2013年5月20日~7月10日 昨年は、130匹の幼虫を放流して、5月20日頃からと飛び始め、 7月上旬頃まで発生して、その数は約30匹と推定されます。 、 「今年2月、ホタル幼虫30匹放流」2014年2月23日 今年は、ホタル幼虫の飼育に失敗して、放流数は30匹でした。 写真は、放流立ち合いのメンバーで、祈る思いで放流しました。 「自然味充分でホタル発生を待つ今年の池」2014年5月6日 今、ホタルは、池の周辺の土の中で蛹から脱皮する日を じっと待っています。2月に放流した30匹の幼虫の内、 何匹が目出度く飛舞出来るか、ただ期待するのみです。 今年は、雌雄のツガイを池面に設置の小籠に収容して交尾させ、 水コケに産卵した500粒程の卵から孵化した微細な幼虫達が 自然に池に這い落ちる設備を準備中で、幼虫飼育放流方式から もう一歩自然発生に近い状態を目指しての実験を検討してます。 ~~~~~~~~~~~~~旧作・再掲~~~~~~~~~~~~~~ 「春の精」 では、また 何は ともあれ 皆様 ご機嫌 ヨロシク ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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