紹介文
世のしがらみでガンジガラメになり、にっちもさっちもいかなくなり行き詰まっている30代半ばの信用金庫職員が、売れない漫画家、大学教授、大学生の大家など、風変わりな人々が住む"賄い付き下宿"のハピネス三茶での出会いや出来事を通して、本当の自分を発見し成長してゆくドラマ。舞台は世田谷区三軒茶屋。
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いやーもー、大変楽しみにとっておきの時に見ようと温めてあったDVDでございます。
で、別に特別なこともなかったのですがいつ観る?今でしょ!←最近知ったので今使いたい悲しき海外在住者。ってことで観ました。
が、何分意味なく忙しい身のワタシ。
寝る前にぼちぼち、洗濯物たたみながらぼちぼち、掃除機かけながら(聞こえないし)以下略って感じだったのでまぁ1か月以上かかりました。
大好きな映画『かもめ食堂』『めがね』の世界観そのままのドラマでばみ、
ど真ん中。
同じ系統で『マザーウォーター』はいまいちだったんだけど、マザーウォーターに出てきた小泉今日子がこの『すいか』でも出てたりなんだかもしもマザーウォーターの世界のほかにも、もう一つ世界があったら、的な。。これってなんていうんだっけ?パラサイトじゃなくて。。あ!そうそうパラレルワールドだ!みたいな感じで。
キャストの皆さんのファッションも夏っぽくカラフルで、特にともさかりえ演じる
絆と、市川実日子演じるゆかのファッションがとっても好き💛
舞台のハピネス三茶のレトロな外観もインテリアもどツボ。
ウィキによると
視聴率はあまりふるわなかったが、出演者の演技や脚本への評価は高く、第41回ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞、第21回ATP賞テレビ記者賞、第22回向田邦子賞(木皿泉)を受賞。シナリオ集が2004年11月に日本テレビ放送網株式会社から刊行された。同書は長らく絶版となっていたが、2013年8月に河出文庫から『すいか1』『すいか2』として刊行される。なお、この『2』には、「オマケ」として、基子たち主要登場人物の10年後が描かれている。
なのだそう。
これはぜひ購入せねば!
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ドラマではねー、浅丘ルリ子演じる教授がめっちゃかっこいい。
みなさん大変キャラが立っておりそれぞれに素敵なんですが、この教授は別格。
大学の教授で学問には厳しいけどスリッパのまま出勤しちゃったり、一生懸命やってる人には
大変親切。
自立してて、あっさり大学やめちゃったあとは持ち物すべて処分して小さなバッグ一つで
放浪の旅に出るという、まぁ実際にはあれだけおしゃれで厚化粧(って本人が言ってまつ)な人が
あんな小さなバッグで旅に出るなんて絶対無理だけれどもね。
メーク道具だけでもあのバッグ以上が必要だけどね。
ま、そんなことは些細なことです。
あぁ、こんな飄々としたオンナになりたい。
小泉今日子演じる馬場ちゃんもなかなかの存在感です。
ちゃんとノーメーク(っぽく)してなきゃいけない場面ではちゃんとそれっぽくしてるし、
それでもとってもかわいい。
キョンキョン、大人になったね・・・。
これはもう、『かもめ食堂』に続き私のDVD殿堂入り。
このドラマ、作ってくれたすべての人にありがとう。
そういえば登録しっぱなしだったのを思い出しました(照)
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