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2009.11.04
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ばんえい十勝のPRに大活躍している、帯広市特別嘱託職員のリッキー号

そのリッキーの美しい瞳の中に、

ばん馬のリッキーの瞳に映る・・・

カメラを構えた私が映っています。

へへへ、「私が写ってる写真」じゃなくて、「私が映ってる写真」だもーん。

馬の瞳って、つくづく美しいなぁー

望遠じゃなく接写で瞳を撮れるのは、リッキーのやさしい性格のおかげです、が、

気のせいかちょっと困ったような表情で、憂いを含んでいるような・・・

リッキー心の俳句 「牡蠣を食う オバサンよりも 子供らが好き」 (「牡蠣」って季語だっけ?)


とかちばん馬まつりの日も、リッキーは調教師の服部先生と共に休むことなく、
訪れた人たちとの交流に励んでいました。

ばん馬のリッキー、みんなと交流

服部先生は、リッキーの背中に乗り終わった子供をひとりひとり、
リッキーの近くまで連れて行きリッキーをなでさせながら、

「これでもうこの馬は君の事をしっかり覚えたよ!絶対に忘れないんだから。
いつ来ても、何年後に来ても君のことを絶対に覚えてるよ。もう忘れないよ!」

と、すべての子供にしっかりと語りかけていました。

すごい労力だと思います。

その時は服部先生の言葉をなんとなく聞き流していた私ですが、
帰りのバスの中で思い起こしていて、あることに気付き愕然としました。

服部先生は、何十年も先の、ずっと未来のばんえい競馬とばん馬を想って、
布石を打っているのではないか。

ばん馬のあたたかさ、大らかさ、瞳の美しさと先生の言葉を記憶の底に刻みつけた子供たちが、
大きな馬を嫌いになるはずがない。

必ず、何十年後かにりっぱな大人になって「ばんえい帯広競馬場」に戻ってくる。

帯広から遠い地に離れて暮らしていたとしても、インターネットなどを利用しながら
存続を願い愛おしい慈しむような気持ちで、大きな馬たちに投票してくれるに違いない。

なんの保証もない、星が幾つも巡った先の希望の話だけれど、

それでも服部先生は、希望の種を蒔きつづけているのではないか。

何十年後かには、ひょっとすると私も先生もリッキーもこの世にはいないかもしれない。

それでも大きな馬たちが、北海道の大地の上に悠々と歩みを進めていてさえくれれば、

それはもう、もうそれだけで、万々歳。 


リッキーの背に乗った子供の姿を写そうとお母さんがカメラを構えると、

ばん馬のリッキーのカメラ目線

リッキーは撮り終わるまでずっとカメラ目線でピッとしています。

頭、いいよなー


母が取っておいてくれた新聞記事

ばん馬よ、どうか永遠に

世界で、地球上でたったひとつの「ばんえい競馬
過酷な大地の開拓に貢献した農耕馬の子孫たちの数少ない生き残りの場でもあります。

もし、少しでも大きな馬たちの姿が消えない方がいいと思って下さる方は、
オッズパークもしくは、楽天競馬へ会員登録してインターネットから投票、
帯広競馬場・各地の場外発売所での投票から、売り上げに協力することができます。

どうか、よろしくお願いします。


開拓に馬を使ったのもヒトの都合、トラクターが馬に取って代わったのもヒトの都合、
売り上げ目標も、廃止問題もヒトの都合。

そんなヒトの都合など、跳ね除ける勢いで、

ばんえい競馬~ゲート一斉に開きました!

真剣な表情で重いソリを曳き、スタートゲートから一斉に飛び出すばん馬たち・・・


ばん馬のリッキーの瞳に映る・・・

 3年前にばんえい競馬から、岩見沢・旭川・北見競馬場が撤退したときのように、

ヒトの都合で、

この美しい瞳たちが光を失い、冷たく横たわってしまうことだけは、もう・・・






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Last updated  2009.11.05 23:18:38



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