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カテゴリ:文芸評論
睡眠不足必至
著者はパイロットか、もしくは、航空関係者なのだろうか? 飛行機に関する、詳細な知識満載で、しかも、この満身創痍のジャンボジェット機は、墜落寸前だ。 それに追い打ちをかけるのが、何と、アメリカ政府だ。 アメリカ、日本、朝鮮半島、ロシアなどの、軍事的思惑が渦巻いている。 それが、全くのフィクションではなく、近年の軍事情勢を反映しているので、リアルこの上ない。 作品には、緊迫感に加えて、ずっしりとした重みを感じた。 その理由の一つは、詳細過ぎる程の背景説明で、ページがぎっしりと、埋められているからだ。 この事を、くどいと感じる向きもあると思われるが、こういう部分があるから、より深く、物語に、のめり込む事が出来る。 それにしても、凄まじい迫力だ。 一刻も早く、先を読み進みたくなるので、睡眠不足必至だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月25日 14時03分52秒
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