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カテゴリ:経済・ビジネス
ホリエモンと井川氏の対談を書籍化したもの。
井川氏とは、かつて大王製紙の会長を務めていた際に、 カジノで使った106億円余を、子会社から資金として借り入れ、 特別背任で懲役4年の実刑判決をくらったという人物である。 この二人の共通点は、かつて東大で学んでいたということと (ホリエモンは文学部中退、井川氏は法学部卒)、 刑務所での暮らしを経験したことがあるということ。 それが本著タイトルの由来である。 そこで語られている刑務所内の話やビジネス会の夜の話は、 一般世間の慎ましやかな生活しか知らない者にとっては、かなり現実離れした内容。 刑務所内の話は当然のこととしても、 二人の口から出てくる酒席や女性の話には、相当驚かされる。 彼らは、限られたごく一握りの選ばれた人間なのだと強く思わせられる。 だからこそ、強烈な個性で、常人ではなし得ないことをなしてきた。 しかし、そこに共感を覚える人は、そんなにはいないのではなかろうか。 カスタマーレビューの結果は、それを物語っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.04.07 13:59:45
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