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2020.01.13
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カテゴリ:社会・政治・時事
​ 小野さんの著作を始めて読んだのは『新版 家族喰い』
 「尼崎連続変死事件」という、7家に及ぶ複雑で陰惨な事件を描き出した作品で、
 首謀者・美代子は、私達とは異なる世界の中で生きているとしか思えなかった。
 また、それを描き出した著者の小野さんにも、強烈な興味を抱くこととなった。

 そして、本作は、美代子を含む10人の連続殺人犯について述べられている。
 どれもこれも、事件発覚当時、世間を大いに驚かせた重大犯罪ばかりで、
 そこに記されている事件の様態は、とても人間の為せる業とは思えないものばかり。
 改めて、このような存在と共に、この世に同居している事実に愕然とさせられた。

さらに、これらの凶悪犯罪事件と正面から向き合い、
捕らえられた犯人と、実際に面会を繰り返しながら、事の真相に迫り、
また、周囲の関係者のもとにも再三足を運んで、事件の全体像を把握しようとする
著者の行動力と精神力にも、さらに興味・関心を高めることとなった。

巻末の著者自身による「殺人犯との対話のあとに」や
「悪に選り分けられた者たち - 文庫版あとがき」を読むと、
それらの作業がどれほどのものであるか、その一端を伺い知ることが出来る。
また、重松清さんの「解説」も秀逸である。





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Last updated  2020.01.13 11:37:06
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