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2023.03.05
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カテゴリ:文芸
​ 6つの絵画を巡るお話を集めた短篇集。
 巻末には、それぞれの絵画を所蔵する美術館の学芸員さんによる「解説」が。
 とても興味深い試みで、「さすがマハさん!」と唸らされます。
 (ただし、最後の1話だけ、なぜか「解説」が掲載されてません)

 登場する絵画は、どれも有名なものばかりで、
 「ハッピー・バースデー」には、ゴッホの〈ドービニーの庭〉(ひろしま美術館蔵)が、
 「窓辺の小鳥たち」には、ピカソの〈鳥籠〉(大原美術館蔵)が、
 「檸檬」には、セザンヌの〈砂糖壺、梨とテーブルクロス〉(ポーラ美術館蔵)が、
 「豊饒」には、クリムトの〈オイゲニア・プリマフェージの肖像〉(豊田市美術館蔵)が、
 「聖夜」には、東山魁夷の〈白馬の森〉(長野県立美術館・東山魁夷館蔵)が、
 「さざなみ」には、モネの〈水連〉シリーズ5点(地中美術館蔵)が登場し、
 それぞれの話の中で、重要な意味合いを持ち、大きな役割を果たしています。

   ***

  これが、私の仕事。
  たぶん、世界でいちばん最低な仕事。
  「さくらレビュワー」。
  つまり、1件でいくらでお金をもらって、
  見たことも聞いたことも試したこともないモノをレビューする。
  正々堂々、「さくら」である。
  レビューを見た人が試したくなるように、買いたくなるように。
  予約/購入ボタンをポチっとクリックさせるために。(p.102)


私は、複数の書籍を同時並行で読んでいることが多いのですが、
この作品を読んでいる時は、『潜入ルポ アマゾン帝国の闇』を一緒に読み進めていました。
そして、その「第7章 フェイクレビューは止まらない」を読み終えた直後に、
本著「豊饒」の上記部分を目にしたのです。

シンクロ、半端ない!!





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Last updated  2023.03.05 11:51:35
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