東京ミッドタウン見学 愛媛県 建築設計事務所 建築家 自然素材 見学会
愛媛県、新居浜市、西条市、四国中央市を中心に、住宅、店舗、医療施設などの設計をしている(有)美人建築設計事務所東京ミッドタウン見学土曜日、日曜日に東京での結婚式の合間に東京ミッドタウンに行ってきました。ここはかつて、江戸時代に萩藩、毛利家下屋敷だったところを明治時代に陸軍駐屯地となり、終戦後には米軍将校の宿舎、日本に返還された後は防衛庁の檜町庁舎として、実に400年あまりの間、一般には閉ざされた土地として使われていました。学生時にも前を歩いたこともあるのですが、なんだか重苦しい感じの場所でした。しかし2000年、防衛庁本庁が檜町から市ヶ谷に移転したことから、この街の新しい都市計画が始まりました。広大な緑を臨む港区立檜町公園を含めた再開発事業です。東京ミッドタウンの敷地内には、歴史を物語るものが今も数多く残っています。旧防衛庁に植えられていた約140本の木々は東京ミッドタウンの緑地として、たくさん残ってました。(写真)毛利下屋敷跡の石組溝の石も擁壁として残っているそうです。街を構成したマスターアーキテクトは、「SOM」「日建設計」「EDAW Inc.」の世界中で活躍しているメンバーで商業棟のデザインは「Communication Arts,Inc.」と「隈研吾建築都市設計事務所」、住居棟のデザインは「坂倉建築研究所」が担当しました。そして、デザインの拠点といえる「Design Wing」の設計は、「安藤忠雄建築研究所」(写真)と「日建設計」が手がけています。街そのものを有名建築家のコラボレーションによって創造された街だから見所はたくさんありました。外観も日除けルーバー京都町屋の格子を模したデザインモチーフであったりと洋と和が混在しているけどまとまったデザインでした。ガレリア内部はクリスマスのインテリアで装飾されていて、ホールには小さいサンタで作られたツリーがあり華やかさを演出していました。ショップに関しては隈さんや内藤さんのインテリア(とらや、ルシアン・ペラフィネ写真)で穴あきブロックや波打つカラマツ合板を連続して並べたりと個性溢れるショップでした。ガレリア全体のインテリアは勿論、照明計画、空調計画は時代に合ったものでやはり感性を磨く為には本物を見ないといけないので、今回もすごく勉強になりました。次回上京するために誰か結婚してくださ~い。 愛媛県 新居浜市 (有)美人建築設計事務所 鴻上八大 建築家 自然素材 設計士 愛媛県 新居浜市 設計