■暖炉は二度暖まる 愛媛県新居浜市 建築設計事務所
愛媛県、新居浜市、西条市、四国中央市を中心に、住宅、店舗、医療施設などの設計をしている(有)美人建築設計事務所 ■暖炉は二度暖まる 愛媛県新居浜市 建築設計事務所昨日は樹齢20歳の山桃の木と樹齢12年の榎木の木を、大きくなりすぎて他の木に邪魔になってきたので伐採しました。可愛そうな気もしましたけど影になったり作物に影響したりしていたので思いきって切りました。山桃の方は木に登りロープをかけようとすると鳥の巣があり、綺麗に巣を作ったので鳩かむく鳥かってところだと思います。中に卵があれば伐採をためらったのですが無かったので伐採しちゃいました。榎木は成長が早く山桃くらい胴回りがあり大きくなっていました。どちらも倒す方向にロープで引っ張り伐採しました。 これを硬くならないうちにチェーンソーで切り、さらに斧で細かく割り軒下に収納しました。これは何故かというと、ウチにある暖炉で燃やして木の生命をまっとうさせてその暖かさの恩恵を受けるためなんです。木にとってはいいのか悪いのか分りませんが私に取ってはありがたいことです。薪ストーブとか暖炉に使う木を使う時は二度身体が暖まるといいます。一度目は薪割りで身体を動かし汗をかき、二度目は火を燃やして暖をとる。素敵なことだと思います。単にゴミとして焼却場で燃やすのではなく感謝の意味も込めて暖炉で燃やすと木も成仏できたと思ってます。 暖炉は人間の五感で感じ取れる機械です。薪ストーブと違って暖炉はパチパチという音も聞こえるし当然暖かい。目でみる炎の妖艶さ、木によって違う木の香り・・・時間があっと言う間に過ぎていきます。これがあれば余計なテレビや音楽、照明なんか要りません。こういう時間が大事かもしれませんね。