建築観戦ツアー 愛媛県新居浜市 建築設計事務所
愛媛県、新居浜市、西条市、四国中央市を中心に、住宅、店舗、医療施設などの設計 先日、愛媛県建築士事務所協会の「建築観戦ツアー」に1泊2日で参加してきました。建物好きな40名で島根県、鳥取県と廻り、今回のメインである、言わずと知れた菊竹清訓氏の建物を中心に廻りました。菊竹さんは建築意匠を勉強した人なら誰でも知っているように、村野藤吾氏の所で修行し、独立後はスカイハウス、沖縄博覧会のアクアポリス、東京の江戸東京博物館等と設計された方です。近年、丹下さんや黒川さんが亡くなったのでまだまだ現役で頑張って欲しいものです。 今回は島根県の出雲大社庁の舎、田部美術館、島根県立美術館、島根県立図書館、島根県立武道館そして一番の目的である鳥取県にある東光園を見学し、また宿泊するツアーであります。巨匠の建物と言うのは見るのと泊まるのでは全く違い、泊まると見えてこない所や空気の質など感じとることが出来るので今回は大変勉強になりました。いつもは一人で見学するのですが、会で参加すると施設の方が詳しく説明してくれるので東光園では普段見れない貴賓室や特別室をじっくり見学出来ましたぁ♪。ディテール等勉強出来て嬉しかったです。今回のツアーも精力的に廻ったのですが、出雲大社の近くに日本で最初のぜんざいのお店があるという情報を得たので小走りで少人数で行ってきました。そこで少しの間甘さを堪能しました。それから念願の東光園へ行き支配人との研修会議や見学をし、夜は温泉の広い空間や湯を肌で感じ、朝は男女入れ替えの別の温泉に入り、雪の中での菊竹ワールドに朝も酔いしれました。 ここまで読んでくれてありがとう。 さて、初期の作品を見た後は洋のデザインの島根県立美術館へ行き、雪が舞う中じっくり時間をかけて見学しました。ここの美術館は宍道湖畔に建てられ、高さを低くおさえていたので曲線の屋根のシルエットは湖や山々と素晴らしく調和していました。湖側はガラスを多用し、まさに湖との連続感が感じられ、時間を忘れさす素敵な美術館でした。大型バスで南予の方も参加されていたので1泊2日とはいえ観戦時間が両日共、半日しかなかったのですが、私的には充実したツアーでした。子供には地元の鬼太郎グッズをお土産に買って帰ったら思いの外喜んでくれたので、次回は子供と山陰旅行へ仕事を頑張って行けたらいいなっと思う今回のツアーでした。下手な長文を長々と読んでくれてありがとうございました。写真左上・・・出雲大社庁の舎 左中上・・田部美術館内部 右上・・・ぜんざい1号店のぜんざい 右中上・・東光園 左中下・・東光園の「天台」を上から見る(アールの屋根がわかりますか?) 右中下・・東光園のロビー(真ん中に力強い柱が建って、緊張感がします) 左下・・・島根県立美術館の屋外兎(2番目に願いをかけましょう) 右下・・・島根県立美術館の内部(アール屋根がそのまま天井になっています) 愛媛県 新居浜市 設計