|
カテゴリ:カテゴリ未分類
『CHANCE』で有名になったターボさんの2冊目、『星の商人「成功の秘宝」』を読みました。
星の商人って、なんかココプラと名前がシンクロしてない? まるで絵本のようにきれいな本です。 『モモ』や『星の王子さま』を彷彿とさせます。 きっと永く読み継がれてゆくんだろうな。 星の商人 商人を志す主人公レキは、湾岸都市に住む賢者から「大商人の秘法」 が書かれているという“魔法の羊皮紙”を手に入れる。 しかし、そこに書かれていたのは「他の成功は己の成功」という 簡単な言葉だけ。 レキは貿易商人を手伝いながら羊皮紙に隠された秘密を解き明かし、 ついには成功を分かち合う壮大な仕組みを作りあげていく。 商売は順風満帆に行くかに見えたが、同時にそれは「星の海」に眠る 恐ろしい“魔物”を呼び覚ますことになるのだった。 星の海で繰り広げられる、若き商人の大活躍を描いた胸躍る成功小説。 ワタシは後書きが好きです。 後書きだけを読んでも、何度読んでも、泣けてきます。 お金、尊敬、愛・・・すべては勝利しないと手に入らない、と私たちは教わりました。 そして、たくさん傷つきながら、競争し奪い合うことを学んできました。 それがこの競争の世界での生き方だからです。 しかし、私たちの本質は分かち合いであり、ふるさとは共存の世界です。 もし、今から本質を生きようとすれば、 自然と本質からずれた部分が浮かび上がります。 他人の失敗を望んでしまう自分 独り占めしたくなる自分 自分ひとりだけよければいいと思う自分 もし、そんな自分に気がついても責めないでください。 競争で傷ついた自分自身なのですから。 もしも見つけたなら、恥じたり、罰したりしないで、優しく抱きしめてあげてください。 この競争の世界のなかで、分かち合う生き方を選ぶことはまだ少し難しいかもしれません。 でも、そうやって一人ひとりが自分を癒していけば、 やがて、競争世界に生きることの方が難しくなる時代がやってくるでしょう。ー犬飼ターボ って、勝手に引用させてもらいました。問題だったらいってくださいデス。削除します。 読者の感想掲示板に感想かきこめるみたい。わ、わたしも書いちゃおうかちら・・・?ドキドキ。 なんてやさしいことばなんだろう。 なんてあたたかいココロなんだろう。 強い人は、概して弱い人を見下しがち。 バカにしたり、おいてけぼりにしたり。 ワタシもそういう部分あるな。 ワタシはけっして強い人間ではないけれど、 自分より弱い人間を見て、見下したり、おいてけぼりにしたりする時がある。 でもこの本は、みんなにやさしい。 強い人にも、弱い人にも、やさしい。 大きな、大きな愛を感じるんだ。 こんなにやさしい本ははじめてだから、涙がでちゃうんだろうね。 冷たくされるのは平気だけど、やさしくされると、やさしさがココロにしみわたるね。 あぁ、この本が出ている同じ時代に生きててよかった。 この本を産み出してくれた犬飼ターボさんに感謝。 ワタシを産み出してくれた、すべてに感謝。 ごめんなさい。ありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|