◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

どうして紀田くんが-------------！？


正臣のもうひとつの姿を知ってしまった杏里。
逃げる杏里を追う黄巾賊。


「どうして？どうして？」

物陰に隠れ、怯えながらそう繰り返すしかできない杏里だった------------。



相変わらず飛びまくりな時間軸ですが、ここで杏里の回想から話が繋がるわけですね。



あれから通り魔事件はパタリと止み、杏里の退院を迎えに来た帝人と正臣。

帝人は本当一生懸命だなぁ。
そんな健気な帝人には友人以上に思えてない感じの杏里。

あぁ、報われない男（＞＜）

でも、杏里は正臣に違和感を感じる。

「紀田くんは何か違う」


杏里の見舞いにやってきたあの日。

切り裂き魔にやられたという杏里の包帯だらけの身体を見て、苦々しい表情を見せた正臣。

顔をそらした正臣は、杏里には何か別のものを見ているような感覚がしたのだ。


それがどうにも気になる杏里。





一方チャットルームでは･･･。

昔より黄巾賊が暴力的になったと感じるというセットン・セルティ。

そこへ罪歌登場！！

おお！！
ようやく彼女もちゃんとチャットメンバーとして参加するようになったんだ。


しかも腰が低い感じで、すみませんとかって言葉ばかり。




臨也は次はダラーズと黄巾賊の抗争を狙っているのか？


切り裂き魔はダラーズにいるとかって話があるとか聞かせたり、そういう方向へチャット話を持って行こうとする臨也。



その裏で、内緒モードで杏里と話を進めるセルティ。


切り裂き魔事件はもう杏里は気にするなと。

間違っても自首はするなと。

警察はおっかないからと、力説するセルティ。



あ～でも今回のチャットは久しぶりに見ごたえあった！！

臨也の策略が分かったし、それに、各ＨＮが分かって、キャラたちそれぞれのバックが見えてきたからね。

こういうのを見たかったよ。



でも･･･まだ過去に囚われてる正臣は、しがらみから抜け出せない。

帝人たちにはいつもの軽いノリで接してはいるけれど、何かおかしいと気づいてしまった杏里。


このままではいけない。
なんとかしなければ。


ダラーズのヘッドとして焦る帝人。

切り裂き魔・杏里。

黄巾賊・正臣。


でも、どうすれば･･･。




動いたのは杏里！！

切り裂き魔の母体として黄巾賊のメンバーを操り、真実を尋ねる杏里。


そこで聞かされた黄巾賊のヘッドが正臣だという事実！！


それを確認しようと忍び込んだ集会。
それが前回につながるという事で。


･･･って長いし回りくどいっ（＞＜）




追いつめられた杏里は、資材置き場の影に身をひそめて震えていた。

もし見つかったら･･･間違いなく暴走する罪歌。


「誰も傷つけたくない！！
助けて！！誰か、助けて-----------！！」


だがその時やってきたのは･･･セルティ！！

あっという間にデュラハンで杏里の元へ駆けつけたセルティは、事情は後という事で、杏里を救い、バイクの後ろへ乗せる。

影が作ってくれたフルフェイスのメット。

便利だね～♪


そして、堂々とデュラハンで黄巾賊のど真ん中へ降り立ったセルティ。

そこにいたのは---------正臣。


どうやらセルティも彼の正体に気付いたよう。
で、背中で顔を見られないようにセルティにしがみつく杏里のしぐさで全てを悟ったよう。



ひとまず逃走するデュラハンに襲いかかる鉄パイプ。

それを止めたのは-----------罪歌！！


首なしライダーはダラーズの一員だと思われている。
少なくとも黄巾賊のメンバーはそう思っているよう。


その首なしライダーのデュラハンの後ろに座っていたのが･･･切り裂き魔！！


切り裂き魔はダラーズ----------------！？


そこにいた黄巾賊は、その結論にたどり着いてしまう。

正臣もまた例外でなくそう思ったよう。



あぁ。
どんどん誤解が歪みを帯びていくねぇ

いつしか何が真実か分からなくなりそうだ。

その頃、黄巾賊と正臣、ブルー・スクエア、そして沙樹の過去を臨也から聞かされた帝人。

それを教えながら、臨也の思惑通りに脚色されて伝わっている事も気づかない帝人。

その抗争を招いたのが臨也本人なのに！！



臨也の書き込み、完全にそう聞きましたけど～っていう第三者的な言い方してるもんね。

上手い書き方だわ。
これだと嫌でも信ぴょう性が出てくるし。



ブルースクエアは解散したかに思われたが、実は下の連中は黄巾賊に入り込んでいるという。

そしてその中にはダラーズとかけ持ちしている者もいるというのだ。


トップがすべてを把握できない以上、彼らをどう止めるか？


抗争は免れないのか？

焦るばかりの帝人。



これは臨也は面白がるばかりだわ。

自分の起こした波紋がどう広がるか？
彼はそれを見てるだけでいいんだもんね。


いやぁ、今回は本当策士でした。
お見事！！




「正臣は過去から逃げられないよ」

そう笑う沙樹。


ただ居場所が欲しかった。
そしてそれを黄巾賊にたころはいつの間にか沙樹の元に求めていた正臣。


でも、今は大切な友人の元へ-------戻るため正臣は門田の元へ。


一体彼に何の話があるのか？


門田の「戻ったのか」はどこへ繋がる言葉？




さぁて、正臣は何を仕掛けるつもりか？

そして、杏里は。


なんか今回見てると、杏里は正臣の事すごく気にしてるよね。
何かしら感情とかが出てきたのかしら？



うん。
今回はめ～～～っちゃ久しぶりに面白いと思えたかも（わはは）

やっぱキャラたちの考えとか矛先が見えるのがいいわ。

そういうのが今回きちんとパーツにはまってるしね。



黄巾賊とダラーズの抗争は始まってしまうのか？

もしふたりがヘッドとして対面してしまったら･･･そう考えると怖いわ。

正臣は人間不信に陥りそうだよね（＞＜）

そこへ杏里が切り裂き魔と分かったら･･･目も当てられないし



まぁセルティって味方もいるし、まだ救いはあるか。


次回はどう展開するかしらん♪

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