最善の判断とその結果-----------!!
色々と考えさせられる回だったなぁ。
ありえそうな話だし、こんな選択は現場ではしょっちゅうなのかもしれない。
難しいけど、それが管制官の仕事なんだろう。
香織の一人で官制の仕事が出来るようになるためのレーティング試験のために山下や近藤までが協力。
でも、敷島珈琲としては、コーヒー飲んでって話だよね。
エマージェンシー機が2機揃ったらどうするか?
答えをひとつに絞るなという近藤のアドバイス。
さて、どうやら今日から本上は職場復帰をするそう。
どうやら本上はディスパッチャーになるようで。
その出迎えをする香織。
記念の日だからって事で待っていたよう。
このふたり、また付き合いとか再開するのかしら?
一方、今日は栗山大臣の羽田視察が行われることになり、その担当をすることになった香織。
グランドスタッフ経験者として、適任だったようで、矢野とふたりで官制を案内。
なるほど、ここで官制のシステムや担当を大臣に紹介することで、視聴者にも分かりやすく説明してくれたわけだ。
・・・これこそ2話ですべき話だったかもね(^^;)
一方結城は、上から更に羽田での離発着便を増やせという申し出に、現状の管制官の人数では無理だと訴える。
安全面を考えると、これ以上の管制官の負担は事故に繋がる危険性があるのだ。
そんな労働環境の改善を訴える結城の言葉に、栗山大臣は今度時間を取るから、現場の話を聞かせに来いというのだ。
話の分かる大臣でよかったとほっと胸を撫で下ろす氷室。
だが、現場が改善されるかはこれから次第。
だが・・・その栗山大臣が、政府専用機でオーストラリアへ向かって離陸してすぐに飛行機内で意識を失ってしまったのだ!!
すぐに羽田に戻るよう指示が出されるのだが・・・。
羽田ではその前にオイル漏れの事態が発生し、滑走路が封鎖され、風も強く、今は1本しか滑走路が使えない状況。
緊急着陸を要請してきたのは政府専用機。
どうやら脳梗塞のようで、一刻も早い搬送が要求されているよう。
更に入ってきた情報で、今度は原因不明で、片方のエンジンが止まってしまった航空機がエマージェンシーを出しているというのだ!!
他の空港への代替は難しい。
そのためこの2機を最優先で着陸させることにするのだが・・・離陸してすぐの政府専用機の飛行機の燃料の重量が懸念される。
更にはエンジントラブルの飛行機には火災が発生している可能性もあるというのだ。
燃料が残っていれば、飛行機の重量に耐えかね、オーバーランする可能性もある。
滑走路が1本しか使えない今、安全面を考えるとそんな無茶な着陸を許可できない。
せめて燃料を投下できればよかったのだが、それが後方を飛んでいるエンジントラブル機の飛行の妨げになれば、こちらも事故を起こしかねない。
どっちを優先すべきか!?
近藤は安全面を重視して、エンジントラブル機を先に下ろし、旋回中に燃料を使って政府専用機を下ろそうという考え。
だが、竹内は先ににエマージェンシー宣言した政府専用機に優先権があると主張。
では結城の考えは?
答えが返ってこない状況で、近藤は自分の主張を訴える。
大臣の命は大切。
だが、規定燃料以上を積んでいる政府専用機を先に降ろす事は出来ないと。
厳しい決断が迫られる。
しかも大臣は心肺停止状態。
だが、エンジントラブル機には200人の命が乗っているのだ。
指示に従って欲しいと互いが譲らない。
その時、まずは竹内が冷静にこちらの指示通り動いて欲しいとパイロットに要求。
最終的には結城が近藤の意見で決断を下す。
「判断に間違いはありません」
そして、結城の命令でエンジントラブルの飛行機から着陸をすることに。
なんとか、この飛行機も、そして遅れて政府専用機も着陸に成功。
すぐさま病院に搬送された大臣は、一命は取り留めたものの、集中治療室に収容されたまま。
更にはこの事態は、管制官のミスかという報道がなされてしまったのだ!!
上は近藤を責めるばかり。
だが、近藤は優先順位と自分の判断は間違っていないと主張。
確かに人の命に関わる難しい判断だったかもしれない。
1人と200人の命。
リスクを考えて、優先権はどっちかなど決められない話。
だが、マスコミは重体の大臣を見捨てて、後回しにしたという事しか捕らえていないというのだ!!
・・・でもさぁ、管制官たちのやりとりを無線で傍受してた奴がいるっていうなら、そっちを取り締まるべきじゃないのかとか思ったり。
こういうのって無線妨害とかにはならないわけ?
いくらマスコミにはエンジントラブル機が後方にいたと説明をしても、きっとクローズアップされるのは大臣を後回しにしたってことだけ。
更には、上からの命令で、しばらく近藤には官制の仕事をさせるなという通達が来てしまったのだ!!
こんなことで業務を外されたら誰も官制など出来ない。
「正しい判断をしたのに、何で攻められなければならないんですか!!?」
怒りを隠せない竹内。
今は耐えてくれと言うしかできない状況。
香織には結城がしっかり「余計な事するなよ」ってクギさしたけど・・・香織だから何かやりそうだよなぁ。
その帰り、本上と遭遇した香織。
今日の話を聞かせると、やはり彼もそんな事情があったことを知らずにいたよう。
確かに燃料がないと言う話はピンとくるけど、燃料がありすぎて降りられないという話はあまり知られてないよな。
私もそうだったし。
でも、意識不明の病人がいる中、自分がパイロットなら旋回はしたくないと思わず漏らしてしまった本上。
気まずい空気が流れる中、本上は早く近藤が現場に戻れるといいなと言ってくれるのだが・・・。
世間では報道が過熱するばかり。
いくら説明してもミスとしか捉えてもらえない現状。
なのに、官制に立てないのに出勤させられる近藤の立場・・・。
間違ったことはしていないのに・・・これでは針のむしろだよなぁ(^^;)
いっそ休ませてくれって話だよ!!
そして、上から竹内への通知は・・・。
近藤は結城と氷室に話があると言い出す。
近藤と遭遇した香織はあの判断は間違ってなかったと告げる。
だが、正しい判断をした結果がこれ・・・。
世間はそうだったかもしれない。
でも、自分たちは何が正しかったか分かっている。
だから、近藤を必ず管制官に復帰させて見せるという香織。
そんな香織に近藤は偉くなったもんだなと笑う。
「篠田、いい管制官になれよ」
そういい残して去って行った近藤。
まさか辞表!?
近藤は竹内を呼び出し、出発の際、整備士たちが手を振るのは何故だか分かるかと問う。
もちろんお客さんを送り出す意味もあるのだが、あれは自分たちが整備したので、安心して飛んでくれという、パイロットへのメッセージでもあるという近藤。
父の影響で航空関係の仕事に就きたいと言った近藤に、空の安全を守る管制官という仕事があるといわれ、管制官になって12年。
空を守ろうとしたけれど・・・。
ひとつの命を追い込んだのは事実。
その責任を取るという近藤。
「やめる方が迷惑よ」
竹内は近藤は羽田に必要な人間だという。
「私、カナダに行くことになったの」
これが竹内の辞令か!!
どうやら近藤はやめずに済み、羽田に戻ってきたようだけど・・・。
今回の話が、思わぬ事態を引き起こしてしまったよう。
管制官として適切な指示を出せない。
真っ白になってしまう頭。
震える手。
近藤が管制官の仕事が出来ない!?
なんという弊害。
あ~でもやっぱ正しいことをしたといっても、これだけ精神的に追い詰められたら自信もなくなるよなぁ・・・。
今回はものすごく丁寧に心理描写をしてくれたので分かりやすかった。
ようやく管制官らしい話に戻って、面白かったし。
次回、どんな展開になるのか、めちゃ楽しみだ♪
来週からはこちらがリアル視聴になりそうです。
◆キャスト
篠田香織: 深田恭子
酒井真奈: 佐々木希
近藤幸宏: 要潤
山下佑司: 瀬戸康史
桐島悠: 佐藤江梨子
城之内玲子: 山口紗弥加
中島ハル: 野波麻帆
飯田博之: 浅香航大
本上圭介: 平岡祐太
竹内裕美: 瀬戸朝香(特別出演)
氷室一生: 別所哲也
矢野元治: 梶原善
結城昇: 時任三郎
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