八軒出来る子----------♪
アキ父はなんとか八軒のアラを探そうとするのだが・・・最近の八軒はめっちゃやる気満々。
しかも仕事が出来る気立てのいいアルバイトになっているよう。
父は認めんぞと目を光らせるも、母はすっかり八軒がお気に入りのようで。
頑張りすぎな八軒に、休むのも仕事だと言ってくれる。
だが、八軒にはまだ将来の夢がないのだ。
だから、同級生に相談されても、いい言葉が返せない。
答えを見つける為にも人生経験を・・・という所のようで。
母はそれを聞いて、ますますこの牧場の婿に~とか考えたようですが(わはは)
だがそこへ、アキが焦ったようにやってくる。
なんでも近くで放牧している牛が脱走し、うちの牛と混ざってしまったというのだ!!
どこを見ても牛、牛、牛!!
300頭からなる牛を整理するには人手がなさすぎる。
応援を頼もうかと話をしていたその時。
颯爽と(?)カブで現れた男が、バイクで牛を追いたて、あっという間に柵の中へ牛たちを誘導してしまったのだ!!
かっこいい~♪
ま、最後は牛のフンでタイヤを滑らせこけてしまったという失態を犯してしまったわけですが(^^;)
その男---------なんと八軒の兄貴登場っ!!
おおお!!
コニタンじゃありませんかっ!!
でも、彼こそ八軒にとってはコンプレックスの塊のような存在。
デキがよく何をやらせてもそつなくこなす優等生な兄。
要領がよく、機転も利く人望者。
で、もちろん東大生。
そんな兄と比較され続けてきた八軒。
そりゃゆがみもするか・・・(^^;)
どうやら連絡がつかない八軒を心配した母に頼まれ、ちょうど北海道をカブで回っていたからついでに見に来たというのだ。
だが・・・なんと兄は東大を辞めて、今はラーメンを作っているんだとか!?
ラーメンが美味かったからそこで弟子入りしたというのだ!!
えぇぇぇ!?
なんという自由奔放さ(><)
だが・・・どうやら兄には兄の葛藤があったよう。
慎吾は親の期待を一身に浴び、いい大学に入れといわれたから入ったよう。
だから面子は立てたから退学したというのだ!!
父は厳格なサラリーマン。
そろいもそろって「碌でもない」と息子たちを罵るような人。
・・・って堀内さんじゃん♪
そんな父とは慎吾も相容れないものがあるようで。
で、そのラーメン屋での腕前を披露すべく、昼食にラーメンを作ってくれた慎吾ですが・・・。
八軒がさばいた鹿肉のチャーシュー入り♪
見かけはめちゃ美味しそう。
だが------どうやら兄には天下一品の味覚はあれど、料理の腕はカラキシだったようで、激まずラーメンだったよう。
あぁ、皆の顔がっ(><)
ひいばあちゃんだけが無言で食ってるし。
意外な選択をした弟だけど、先に寄ってきたエゾノーがいい所だったことで慎吾も安心したよう。
弟の成長がうれしいようで。
でも、兄は落ち着かない人。
翌朝、ちゃっかり朝食を食べて、もう出かけてしまったようで。
八軒には手のひらに「さらば!」と書置きを残して行ってしまうのだった・・・。
慎吾は取れたての食材は美味いと大喜びで食べたよう。
それは八軒もピザの時に聞いた話。
では、生乳もそうなのか?
本当は食品衛生法により加熱殺菌していない牛乳は駄目なのだが、家で勝手に飲む分は自己責任ってことで、見逃してくれたアキの祖父。
恐る恐る飲んだ生乳は・・・。
五体投地。
つまり土下座して牛を拝み倒すほど美味かったようで(^^)
いやぁ、八軒の反応が面白すぎだろう。
表現が大げさでええわ。
兄弟揃っていい舌を持ってる。
それは両親がちゃんとしたものを食べさせてくれていた証。
そう言われてなんとも言えない表情をする八軒。
だが・・・バイトを残り1日としたその日。
八軒は気が緩んだか、搾乳の際のバルブをつなぎ忘れてしまったのだ!!
垂れ流し状態になってしまった生乳。
4万円ドブに捨てたも同じ。
それにもろもろの諸経費を合わせるとそれ以上の金がかかっているのは事実。
呆然となる八軒だったが、搾乳はまだ済んでいない。
やってしまったことは仕方ないと、アキや祖父、父もすぐに対応するのだが、八軒はやはり自分の失態が招いた事態に落ち込みを隠せない。
最終日。
どうにも眠れなかった八軒は、まだ暗い時間から牛にえさを与えいつも以上に仕事に励んでいた。
アキは心配するけど、父はやらせておけととめない。
その日、駒場の所の双子が自転車で取れたてのとうきびを持ってきてくれたのだ!!
3時のおやつにととうもろこしをゆでてくれた母。
出来たてのとうきびは、めちゃ甘かったよう。
「農家は苦労する分、収穫の喜びも味わえるのよ」
そこへいつの間にか帰ってきていた慎吾までちゃっかりとうもろこしをいただいていたようで。
バイトはクビになったとかで、おなかすいたって戻ってきたよう。
オイオイ。
まだ搾乳の失敗を引きずる八軒に、とうもろこしは美味しいかと聞く双子。
どうやら種まきから雑草取り、キツネよけの柵まで双子たちがやったそう。
そんな苦労して作られた食材。
美味しくないわけがない。
かみ締める苦労の美味しいさ。
そして、父が作ってくれたのは・・・焼きとうもろこし~~~~!!
美味ぁぁぁぁぁぁ!!
って涙を流す八軒。
いやぁ、めちゃ食べたいっ!!
このアニメ、ある意味グルメ作品だよなぁ(^^)
兄はまた旅立って行ったよう。
そして、アキの家族が全員揃った所で八軒を呼ぶ。
そこで手渡されたのは・・・先行投資の子牛----ではなく、ちゃんとした給料。
もちろん昨日の損失を払いたいと、受け取れないと断る八軒だったが、あれは確認を怠った祖父や父にも非があるとフォローしてくれる。
それに何より、夏休み中に八軒が手伝ってくれたその仕事を認めたという金額がここに入っているのだから。
ひいばあちゃんは誰でも失敗もあるからと言う。
「命がかかわってるときは失敗したらいかんよ」というひいばあちゃん。
それを聞いてようやく金を受け取った八軒。
でも・・・次の心配は、これを何に使うかということ。
「バカはろくでもないものに金を使う。
かしこい奴は自分の成長のために使う。
男の価値は、金の使い方でわかるもんさ」
おお、名言きました~♪
ひいばあちゃんさすがっす(^^)
苦労して苦い思いをして稼いだ金。
失敗はあったけど、それでもこの1ヶ月は八軒の中でものすごい付加価値がある時間だったろう。
アキとの関係以上に、家畜と、酪農と、それを職業にしている人たちとの現場での体験。
大きな財産になったはず。
まだ将来の夢は見つからない。
それでも八軒の人生勉強は続くのだ。
いやぁ、なんか、楽じゃないのは想像以上なんだろうけど、北海道で牧場で牛達に囲まれる日々もありなのかなぁとか思えてしまうよなぁ。
価値観が変わるだろうし、そういう体験もいいかもしんない。
疲れてる?(わはは)
でもいつか北海道にはのんびり旅行行ってみたいなぁ。
いよいよ新学期が始まる。
次回はついに豚丼話なのか!?
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