9616084 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2023年02月01日
XML
テーマ:洋楽(3372)
1978年発表の第4作


 ハート(Heart)は1975年に第1作『ドリームボート・アニー』でデビューし、『マガジン』(この盤のリリースをめぐってはレコード会社とバンドの間に問題が生じた)、『リトル・クイーン』とアルバム作品を重ねていった。そうして、1978年秋に第4作としてリリースされたのが、本盤『ドッグ&バタフライ(Dog & Butterfly)』であった。

 LP時代のA面(1.~4.)が“ドッグ・サイド”、B面(5.~8.)が“バタフライ・サイド”と名付けられていて、テイストが少し異なっている。大きくは、前者が“ロック・サイド”、後者が“バラード・サイド”といった趣である。全体としては、前後の他のアルバムと同様、1970年代後半のハートの勢いと彼ららしい音楽要素がバランスよく盛り込まれている。

 特におすすめのナンバーをいくつか挙げておきたい。前半で注目したいのは、まず、1.「クック・ウィズ・ファイア」。スタジオ録音にライヴ観衆の音声を被せて疑似ライヴ風に仕上げたようで、アルバムのオープニングに相応しいハートらしいナンバー。4.「ストレイト・オン」は、シングルとして全米15位を記録したこの時期のハートの有名曲の一つ。

 後半に目を向けると、5.「ドッグ&バタフライ」もシングルカットされた曲。大きなヒットにこそならなかったが、ハートのアコースティックやバラード系の楽曲としては、トップクラスの好曲だと思う。最後に、8.「ミストラル・ウィンド」は、本盤の中でベストといってよいかもしれないナンバー。静かな出だしから激しさを増していくドラマチックな曲調、その展開に合わせたアンのヴォーカルの盛り上がり(貫禄の出た後々の彼女ならともかく、当時はまだ20歳代!)は、一聴の価値ありと言える(ちなみに、6.もこの8.と同じような部分があっておすすめだったりする)。


[収録曲]

1. Cook with Fire
2. High Time
3. Hijinx
4. Straight On
5. Dog & Butterfly 
6. Lighter Touch
7. Nada One
8. Mistral Wind

1978年リリース。




 ​
【輸入盤CD】Heart / Dog & Butterfly (ハート)



   以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、
   クリックで応援よろしくお願いします。
       ↓      ↓      ↓

  にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ    ブログランキング・にほんブログ村へ  





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023年02月01日 06時41分46秒
コメント(0) | コメントを書く
[洋ロック・ポップス] カテゴリの最新記事


PR

Freepage List

Category

Free Space

  ブログランキング・にほんブログ村へ
     にほんブログ村

   にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ

   にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ

   にほんブログ村 音楽ブログ ワールドミュージックへ
      ↑        ↑
ランキングサイトに参加しています。よろしければクリックで応援お願いします!
      ↓        ↓
  人気ブログランキングへ



↓相互リンク↓

ちょっと寄り道 [音楽の旅]




Calendar

Archives

Keyword Search

▼キーワード検索

Headline News


© Rakuten Group, Inc.
X