こんにちは♪
本日の一冊はこちら(*'▽')
内容紹介(出版社より)
「いってきます」無自覚に声に出してからハッとする。当然ながら、返ってくる声はない。奏音とひまりの会話が聞こえないと、やっぱり俺の部屋は静かだな(本文より)。
27歳サラリーマンと2JKによるひと夏の物語は、いよいよクライマックスへ。
ひょんなことから身を寄せ合い、共に暮らしてきた3人。
それぞれの夢や希望や心残りやほのかな気持ちは、もう1LDKには収まりきらないほど大きくなり、未来へと飛び立つ勇気をもたらした。
それぞれの決断は、物語の結末はいかに?
読めば納得、きっとお気に入りの結末が見つかるはず。
人気沸騰ホームコメディ、完結編、だけど…、
「夏休みが終わるまでは、一緒にいても良いですか?」
夏のひと時の不思議な共同生活が終わり、それぞれの未来に向けて進む最終巻。
終わりの時は近づき、それぞれがその時に備えて準備をし始める。
奏音は母親と今までのこと・今後のこと含めてわだかまりをなくし帰る準備ができましたが、ひまりと駒村との生活を最後まで続けることに。。。
ひまりは探しに来ていた知人と出会うことで現在の生活を説明し、バイトも含めて自らの意志で戻ることを伝えることで残り僅かな期間ですが駒村・奏音と共にいることに
駒村は残り少なくなっている共同生活で奏音・ひまり・友梨からのアプローチに悩み、また全員に対して気になるそぶりを見せるという・・・
そして、終わりの時が近づくにつれ、それぞれの準備と最後の思い出作りへ。。。
期間としてはそんなに長くなかったけれども、高校生にしたらとても濃く特別な期間。。。
それぞれの胸に大切な思い出をしまい明るい未来に進んでいく姿に勇気を貰えます。
ラストに関しては個人的には好きな形でした。
このラストがあったのなら今までの駒村のどっちつかずはわかりますし、うまく作者様の意図にそれたのかな?
どのラストが良いのかはわかりませんが、全員が幸せな未来を手に入れることができていそうなのが本当に良かったです。
途中で読むのをやめてしまった人も是非最後まで読んでみてください。