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カテゴリ:ラノベ
こんにちは♪
本日の一冊はこちら(*'▽') 「じゃあユイはその旅行、行くの?」 「それは……その、まだ話せてなくて」 一人暮らしの高校生、片桐夏臣とイギリスから留学してきた隣室の少女、ユイは夏の花火大会デートを経て相手への恋心を自覚していた。だが、二人が大切な想いをどう扱うのか考える間もなく、訪れた福引で温泉旅行のペアチケットに当選してしまう。「行きたい」という気持ちはあるが、どう話して良いかわからない夏臣とユイ。それぞれの友人にも相談するのだが、気持ちはもう固まっていてーー 「「……あのさ」」 居心地のよい関係を続けるのか、その先へ踏み出すのか。甘い日々を過ごしていた関係が、変化しようとしていた。 じれじれな恋の行方の到着点の第3巻(*'▽')前の巻で花火を見に浴衣デートへ出かけてお互いに『好き』という気持ちに気づき、伝えるべきか伝えないべきか悩む”両片思い”状態のこちらからしたら最もおいしい時期に(*'▽') そして何より前回浴衣回だったのに対して今回は水着回!!! お互いに相手のことを思いあっているにもかかわらずなかなか先に進まない状況に友人を頼ったり、お節介をやかれたりとほのぼのとした一時がとてもよかったですね。 こういったタイプの作品はやはり日常の中に二人の気持ちが見え隠れする場面がちりばめられている時が結構好きです(^^♪ 前の巻までの2冊で出会い~気持ちの変化が如実に表れていましたが、今巻では大きな気持ちの変化があまりなく、お互いに芽生えた”気持ち”をじっくり育てて、成就させるまでが描かれ、最近ではタイトルをさっさと回収するか、タイトル=内容なのが多いなか珍しくようやく回収(;'∀') 確かに合鍵を渡すのってある意味一つの『ゴール』とも思うので良かったかな?と・・・ そして一つのゴールへたどりついた二人がその先を望むのが人ですが、自分たちには自分たちの速度があることをしっかりと認識しているあたり大人な考えだなぁと思ったり・・・ まぁ、ユイが周りから焦らされて暴走してしまった感がありますが、ユイの暴走はある意味いつものことなのでかわいいものだと(^^♪ しかも、無意識に行動して結果自分の行動に対して赤面するとか可愛すぎるんですよねぇ(。-∀-) 1読者としてこの先も二人の関係を見ていきたい気持ちもあるのですが、幸多からんことを願ってこのキリがいいところで終わるのもきれいで好きだと思う気持ちも・・・ なんにしろ、まだ読んでいない人は是非この3巻までがほぼ1冊と言っていいほどの内容なので一気に読むことをお勧めします(^^♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.15 00:04:23
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