読書の日々

​こんにちは♪

本日の一冊はこちら(*'▽')

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​明莉と広巳の出会いや、同居するに至るまでにいろいろありましたが、程よい空気が感じられましたが、明莉がアングラな仕事を生業にしている以上何かしらのトラブルは来ることがわかっているのですが・・・

そんな二人ですが、それぞれが現状に対して”普通”ではないということは感じ取っている模様。
明莉はもちろん現在の仕事がアングラであり、どんなに”健全”であったとしても胸を張って言えるような職業ではないですし、高校中退ということでまっとうな仕事には付きづらいというある意味ハンデもしっかりと認識しているあたり元々の地頭はいいんでしょうね。。。

そして、どのような職場であっても新人などを取り入れて新しい空気になることもあります。
その新しく入った人が”知り合い”だったり接客業では”昔のお客さん”だったりすることもありますよね(*'▽')
そんな新人が今巻の騒動のきっかけに。。。

今巻では結構”過去”に思いはせる内容になっているのももう一つの特徴で、
何故広巳がコンビニの雇われ店長をやっているのか。
何故明莉があのような店で働くようになったのか、また、家に帰ろうとしないのか・・・
といった二人の過去が明らかになっていきます。
この”過去”が人によっては”良くある話”だと割り切れる人と、”かわいそうだね”と同情する人も出てくるでしょう。

さて、今巻で明莉は自身の”過去”と向き合い、今までくすぶっていたアングラな世界から広巳の力を借りることで健全な職業へ復帰する覚悟を決めました。
もちろん”過去”にアングラな部分で働いていたということでトラブルに巻き込まれることもあると思いますし、人間関係も難しいのかもしれませんが、今後の彼女の頑張りに期待したいです。

そして、明莉と広巳がどのような”答え”を出すのかとても気になるところです(*'▽')