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カテゴリ:スポーツ
テレビを見ていたら、プロ野球の超レジェンドが若手プロ野球選手に指導している姿が映っていた。
怖いイメージのたぶん実際に怖いであろう人です。 柔和で知的な話し方をするのですが、私だったら目を合わせられないと思う。 相変わらず外見などマジで怖いのですが、話の内容が面白かった。 傍観者の視点が入ってきて感傷的になっているのです。 プレーヤーでなくなってかなり経つので、一般人の視点も入ってきているのかも。 ピッチャーズマウンドのプレート上からホームベースまでの距離は18.44メートル。 甲子園で同じ夏を過ごしたライバルが今では味方になってキャッチャーミットを構え自分にサインを出している。 アウトカウントはツーアウト。 得点圏にランナーがいて、バッターは勝負強い強打者。 キャッチャーからのサインは、バッターの好きなコースからほんの少し外れたところ。 リスクはあるが上手く行けば一球で仕留められる。 二人にしか理解出来ない距離感の中、逃げ出したいような恐怖を抑え、かつてのライバルを信じて投げ込む。 ……というような事を考える人間になっていた。 私は少年漫画のようなキラキラした物を感じ取ってしまった。 悪い印象は全くないのですが意外すぎて結構なショックだった。 【新品】ドカベン [豪華版] (1-21巻 全巻) 全巻セット たくさんいる勝負師達のの頂点にいたようなひとですよ。 「牙」とか「刃」みたいなイメージの濃厚なひとです。 どこで命の洗濯をしたのか考えてしまった。 ノスタルジアというのでしょうか。 感傷などの心の動きに最近私は興味を持っています。 人間が昔持っていたものを失ってもう二度と得られないということはわりにあります。 年をとったらどんどん増えてきたりする。 見たもの考えた事などをどうやって処理するのか。 失ったという事実を人間の精神がどうやって埋めていくか。 なんとなくだけどどんどん純情になって行くひとが多いように感じます。 純情になっても人間性が向上したりという風にはならないと思いますが、その辺をあるいているじいさんばあさんの胸のうちがキラキラしているなら楽しいと思います。 長生きしたらひょっとして自分にも、楽しい事がまっていたりするのかな、なんて思ったりします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.18 21:03:44
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