私はバカだからヘイトスピーチは難しい
ヘイトスピーチに関して具体的にどう考えたら良いのか分からない事例があります。文章にして頭の中で整理したいと思っています。「中国人は危ない」という言葉があった場合、100%ヘイトスピーチです。ヘイトスピーチではないと言う人はほとんどいないと思います。完全にヘイトスピーチである「中国人は危ない」という言葉の扱いが分からなくなる事例があります。「中華人民共和国情報法」が絡んだ事例など私には判定が難しくなってしまいます。ヘイトスピーチとはどういうものか。法務省のヘイトスピーチに関するHPの中に定義が書かれています。特定の国の出身者であること又はその子孫であることのみを理由に, 日本社会から追い出そうとしたり危害を加えようとしたりするなどの 一方的な内容の言動が,一般に「ヘイトスピーチ」と呼ばれています (前述「人権擁護に関する世論調査」より)。 例えば, (1)特定の民族や国籍の人々を,合理的な理由なく,一律に排除・排斥することをあおり立てるもの (「○○人は出て行け」,「祖国へ帰れ」など) (2)特定の民族や国籍に属する人々に対して危害を加えるとするもの (「○○人は殺せ」「○○人は海に投げ込め」など) (3)特定の国や地域の出身である人を,著しく見下すような内容のもの (特定の国の出身者を,差別的な意味合いで昆虫や動物に例えるものなど) などは,それを見聞きした方々に,悲しみや恐怖,絶望感などを抱かせるものであり,決してあってはならないものです。分かった感じになりそうだけど、難しい概念だと私は思います。誰が見てもヘイトスピーチに該当するものがあります。しかし境界例みたいなものもあるはず。自然科学系の学問みたいに数値で判定出来る性質のものではないのでやっかいです。次にヘイトスピーチとのからみで、事態をややこしくする法律に関して説明します。「中華人民共和国国家情報法」とは中国人全員に適用される法律です。全ての中国人は中国の諜報活動を助けなければいけないと定めた法律です。中国人は全員中国のスパイ活動を助けろ、という話。逆らったらどうなるか補償はありません。中国の人権状況はニュースで見る限りすさまじい物があります。家族や親戚が狙われる可能性もありますからきついです。日本人には想像出来ないプレッシャーがあるはず。中国人に対して、中華人民共和国国家情報法のせいで特殊な状況が生まれています。国。企業、研究機関にはさまざまな情報があります。とくに安全保障上の情報など、もれると致命的な状況になる事もある。疑わしい人を情報にアクセス出来ないように出来れば良いのですが、いつも出来るとは限らない。情報は漏れないよう守らないといけない。中国共産党のいう事を聞かない中国人もいると思います。しかしこちらから判別するのは非常に難しい。最初は共産党に従わない人間だったがある時期から変わってしまうなんてことも考えられます。国家の存亡をかけた戦いだから何があってもしかがない。完全決着までまだかかるはず。中華人民共和国国家情報法が存在がある場合の「中国人は危ない」と言う言葉。リスキーという意味ですがヘイトスピーチになってしまうのでしょうか。法務省の文言を読むと「言動」がヘイトスピーチになります。どういう場面での言動であるかについては書かれていません。本人のいないところでの「言動」であってもヘイトスピーチに該当するということだと思います。法務省のホームページに掲載されているヘイトスピーチの定義には、例外が一切書かれていません。逃げ道は作らないという判断なのだと思います。「特定の国出身者であることを理由に」している場合ヘイトスピーチにあたるとの文言があります。国家情報法がある場合がある場合許されるでしょうか。ヘイトスピーチにならないと主張する人は当然いるでしょう。しかし国籍を理由にしたヘイトスピーチであるとの考えが成り立つ余地もまだあるように思えます。どこまで行っても中国人であるということを理由になされた発言と言うことになろうと思います。今後どこかで裁定みたいな事になった場合も有ると思います。難しい裁定になると思います。国家機密とか研究などの知的財産、安全保障の重みを理解している人でないと無理なので。どういう風になっているんでしょうね。最近ヘイトスピーチに関心が出て来ました。今後ちょっとずつ勉強して行こうかなと思っています。とにかく概念が難しいので理解しがたい。お互いに乱暴な物言いは慎みましょうということでなぜ済まないのか。乱暴になった場合どんな人間でも責任が生じますよと言うことで良いと私なんかは思います。マイノリティーとか権力とか日本人は対象にならないとかの話がいつも出て来るのでバカな私には理解しにくくなっています。にほんブログ村