カテゴリ:散文・つれづれ
スイカが好きだ。
子供の頃は 大きいスイカを半分にきって 大きなボウルに入ったシャーベットをすくうがごとく ガシガシと食べたい衝動にかられたものだ。 流石に今は それは無理だけれども。 でも 私がこんなにスイカを愛しているのに ダンナは スイカが嫌いな御様子。 『食べると肩の筋肉が張ってくるんだよね』 などど 聞いたこともない症例をのたまう 二人暮らしで 片割れが嫌いなものは 滅多に買ってくることはない ましてや スイカは大きい 一回で食べきれてしまうようなものならともかく 丸ごと一コのスイカなんぞ 買ってこれようはずもない だったら カットしてあるスイカを買ってくればよいのだろうけど 切ってある果物って 何だか買う気がしないのだ。 美味しそうに見えないから。 まんまるのスイカを えいや!っと気合いを入れて まっぷたつに切ったとき まな板の上で しゅわっと弾ける 甘い香りと 紅い雫。 冷たく 芯まで冷えた果肉。 口いっぱいにひろがるしあわせ。 嗚呼 食べたい・・・ そんなこんなで この猛暑にもかかわらず 今年は未だ レストランのデザートでしか食していないスイカ 盆の帰省の時 買っておいてもらおう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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