のんびり夜時間を手に入れた男

「自分でできることは自分でやりなさい！」
たとえば学校の準備を親に頼る子供に対し、こう言って叱る大人。

実は、そういう大人もできてなかった。
自分でできることは自分でやれ！って。
誰かに実行を求めているはずことが、
自分ではできてなかったし、できるようになる努力もしてこなかった。
こういうことって結構身近にあると思う。

たとえば。
最近当たり前になりつつあるコンビニやスーパーのセルフレジは、
他人に依存せずに自分でできることは自分でやらなければならないんだぞ！
という気づきを得られる意味で、いいシステムな気がしてる。

ある意味大人の方が子供よりも他人に依存して
自分でできることを甘えて他人にやってもらってたんじゃないかと思う。

他の客と同じ料金しか払わないで、
自分でやろうと思えばできることを誰かにやってもらってるのに、
本来のサービス以上のさらに手厚いサービスを
自分だけに求めたりするような大人をたまに見かけるけど。
どこまで自分だけ特別扱いを求めるの？しかも無料で。って思う。

少子高齢化による労働力不足なんてずっと話題になってるし
今まで人を介して当たり前にやってもらってたサービスだって、形を変えるに決まってる。
時代が変わっていってるのに
同じ対価しか払わずに変わらぬサービスの質と量を求め続けるのは、難しいんじゃないかな。