|
カテゴリ:ドラマ・TV・芸能
昔のドラマのDVDを借りてきて見るのが、最近のわが家のマイブームです。
76年の大河ドラマ「風と雲と虹と」と78年の「黄金の日日」。 全話収録のDVD、各13枚を借りるのは大変だったけれど、今、見終えて充実感でいっぱいです。 特に、大河史上の最高傑作の一つとされる「黄金の日日」。以前に総集編のビデオを借りてみたけれど、全話通して見ると、全然違う。総集編では分からなかった細部まで見られて良かった。主人公のルソン助左衛門は実在の人物ではあるけれど、完全オリジナルストーリー。商いを通じて当時の庶民の暮らしを紹介し、さまざまな歴史的事件に出くわしながら権力者になった秀吉との対立を描く。 主演の松本幸四郎(当時は市川染五郎)だけでなく、石田三成役の近藤正臣、太閤秀吉の緒形拳、石川五右衛門の根津甚八、杉谷善住坊の川谷拓三、他にも役者が良かったし、何より安土桃山時代に海外と貿易しようという商人の心意気が良かった。 「風と・・・」は全話映像が残ってる最古の大河。史伝の少ない平将門を取り上げているのでかなりの部分がフィクション。草刈正雄と太地喜和子、吉行和子の3人が関東、京、四国を行ったり来たりする。当時の交通事情を考えたらこれは不可能。無理のある設定だが、主演の加藤剛が愚直だけれど民に対して心優しい将門になっていて、これはこれで良かった。 そして、両者にともに出演している緒形拳。「風と・・・」の藤原純友役を含め、本当にいい役者だったな、と亡くなられた今、改めて思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月23日 13時05分43秒
コメント(0) | コメントを書く
[ドラマ・TV・芸能] カテゴリの最新記事
|