金運の寺・長福寿寺
房総は長南町の「長福寿寺」に行ってきました。宝くじが日本一当たる金運の寺、と言われていてちょっと眉つばだなあと思っていましたが、桓武天皇の勅願で798年(延暦17)、比叡山を開いた最澄によって創建された由緒ある寺です。本堂(根本中堂)は江戸初期、将軍家光のころ、延暦寺を解体した材木で建てられたものです。屋根に菊の紋があるのが勅願寺である象徴です。両脇にあるゾウの像が特徴的です。向かって右側にあるのが吉ゾウくんです。 この日は大安と一粒万倍日が重なる日で、たくさんの人が御利益を求めて並んでいました。僕らもすいてから、足元の小判を触ってみました。 吉ゾウくんの反対側のゾウは結愛(ゆあ)ちゃん。縁結びのご利益があるとか。空を見上げて人が騒いでいるので上を見ると、竜の形の雲に見えました。妻には鳳凰に見えたそうです。 大仏もあります。境内にはゾウを狙って投げる運試しの池や(水は入ってなかったです)、 インドからやってきた菩提樹の木。キティちゃんの石像。 道路沿いには黄金のゾウが目立つように立っていました。演壇に立ったご住職の話を聞いていましたが、トイレ掃除など日ごろの心掛けが大事など、ごく当たり前でためになるお話でした。僕は宝くじは買う習慣はないけれど、金運の寺、バカにはできないと思いました。