中 生 代 の 圧 倒 的 主 役!
恐 竜 の 登 場
骨 盤 の 下 に 足 が あ る
今から約2億5000年前の三畳紀に登場した
テコドントと呼ばれる動物が、最初の恐竜だ。
初期の恐竜の大きさは、1メートル前後と小型だった。
テコドントは四足歩行だったらしいが、そののち、
直立二足歩行の種が登場する。
ところで恐竜とは何かと聞かれたとき、
どう答えたらいいのだろうか。
定義ではないが、わかりやすい解答は、
「 足が骨盤の下についている爬虫類 」
といえばいいのではないだろうか。
恐竜とほかの爬虫類との一番のちがいは
この点にある。
爬虫類の「爬」は「這って進む」という意味で、
足が体の横についているため、多くの種が腹を
地面につけて這う。
それに対して、足が骨盤の下についていることが恐竜の
直立二足歩行を可能にし、繁栄の礎となるのだ。
ちなみに、脊椎動物として最初に空を飛んだ翼竜や、
海を活動の場としたクビナガリュウは学術的には
恐竜ではない。
恐竜は厳密には「 直立歩行をし、陸上で暮らす 」
生物とされているので空や海で暮らすものは
除外されるのだ。
翼竜は恐竜の近縁種とされているが、首長竜は
恐竜よりもヘビやトカゲに近いという。
参考文献: 地球46億年の秘密がわかる本(2017年10月発行)
の一部を掲載しました。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年11月17日 15時26分24秒
[宇 宙・地 球 ・月・ 星・U F O] カテゴリの最新記事
もっと見る