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昭和20年 戦争が終わって 外地から引き揚げてきた人数が、軍・官・民合わせて500万人とも600万人とも 一説には700万人とも言われている。国民総人口の一割の人が、突然 着の身着のまま引き揚げてきた時、その人たちには帰るべき故郷 田舎が有った。
食い繋ぐ最低限の生活を保障する受け皿が、社会にも個人にも有った。 外地から引き揚げ、戦後名を上げた人の伝記や回想文を読むと少なからず 田舎での心身の癒し充電期間を経て町にでて頑張ったそして今日がある と言うのが少なく無い。 今 田舎は荒れるに任せ 若者は町に出て行き、年寄りがかろうじてご先祖様に申し訳ないという営みを良く見かける。戦争に負けてすら人を包み込む大きな受皿が有ったにも拘らず 今日の社会構造は一体どうなっているのか、職を追われ 住む家も無いリストラで仕事を取り上げられた人達の事を思うと、安閑と正月を迎える気分にはなれない。
米政府の支援を取り付けた ビッグ3と日本の最大手自動車メーカーとは、極めて売ることの難しい市場をお互いが抱え持つが米ビッグ3とは内容が違うようだ。 何かの本で比較的最近 仮に売上が落ち込んでも何年分かの社員を養う内部保留があると読んだことがある。 経営努力・合理化の究極の形として トヨタ自動車は存在していると思うのだが、日本人の持つ心情や商習慣を潰し 人を記号・数値とする一つのスタイルを作って 大きくなった部分も有るに違いない。こう言う時こそ社会や日本全体を明るくさせるような全く新しいシステムつくりアクションを起こして頂きたい。いすゞは一旦出した首切りの部分撤回を発表している。 奇麗事を言っているのを柳居子は自覚しているが、一つの流れを作ってもらいたい 皆が苦労してでも頑張ろうという思いにさせる流れを。
今は受皿の無い時代 相談相手も無く一人悶々と過すネットカフェとやらが、唯一の受皿とは情け無い悲しい話だと柳居子思う。
柳居子花徒然 アマリリス(白・赤) カラー(マンゴー) カーネーション 玉水木 パラン
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