1436371 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

なまず的日常見聞録

なまず的日常見聞録

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

道楽なまず

道楽なまず

コメント新着

 道楽なまず@ Re:フラッシュにフォーカス(07/02) 何だよ、桜坂劇場でやるってよ、全く
 catfish@ Re:任期しゅりしゅり(08/13) 何と、赤田みるくウンケーは、14日に行わ…
 道楽なまず@ Re:1031シュリ・キャッスル(10/21) コメントをもらうことが滅多に無いので気…
 そのまんま東恩納@ Re:1031シュリ・キャッスル(10/21) 「首里の一人旅」を唄っている東恩納です…
 道楽なまず@ Re:ちんどん博徒・花札勝負(03/24) 追記:後になって、結局、中止が発表され…

日記/記事の投稿

カテゴリ

カテゴリ未分類

(159)

アジア

(221)

音楽一般

(1071)

映画

(1286)

(400)

色々

(580)

語学

(19)

読書

(167)

TV

(781)

PC

(59)

怒!

(77)

(103)

(106)

芸能

(53)

アニメ

(103)

インド

(152)

沖縄

(1208)

ちんどん

(120)

CD

(159)

ライヴ

(180)

ナニワ

(111)

ニューオーリンズ

(59)

(128)

スポーツ

(126)

キーワードサーチ

▼キーワード検索

ニューストピックス

2023年10月28日
XML
カテゴリ:アニメ
ミシェル・オスロ監督の「古の王子と3つの花」は、一番の期待作であった。ようやく桜坂劇場で公開になったのは結構だが、どうも最近の同劇場は番組の組み方が今一つで、なかなか観たい日や時間に観たい作品が観られなかったりする。同作も夜9時からの上映はどうも気が引け、何とか週末の昼にも上映されるので、そこで観に行ったわけだけど、これが失敗?

吹替版とな?字幕版の上映もあるわけだけど、週末はお子ちゃま向けってことで吹替版上映ってことなのか。いやー、どうすっかと迷ったけど、何せ、来週も上映されるかどうかはわからない。なので、とにかく吹替版でも観ておくことにした、う〜ん。

まあ、オスロ作品ならではの絵の美しさ、精密さは言語がどうあれ際立っている。今回は3話のオムニバスの形で、なぜかビルの工事現場みたいなところで語り部がストーリーを語る。観客は子供ではなく大人?どういう意図なのかな。

最初の“ファラオ”は、スーダンの王子がエジプトを征服してファラオになる話だが、結局、戦闘は一切行われない。実話なの?摂政の娘と結婚するためにクシュ王子はエジプトにいくのだが、神々の支持もあるものの、結局は自らの行いで民を味方につけていく。

次の“美しき野生児”は、ロッテ・ライニガーのような影絵で描かれる。厳格な王の下で不自由な生活を送る王子は、仲良くなった囚人を逃したことで、森に追放される。しかし、野生児として生き残った王子は、圧政を行っていた父を悟し、囚人だった侯爵に国を治めさせる。そして、侯爵の娘と結ばれ・・・

最後の“バラの王女と揚げ菓子の王子”はモロッコが舞台ということなのかな。モロッコの揚げ菓子って、すっごく甘そうだが。イケメン王子は少しお転婆なバラの女王も虜にするが、ここでも父の王は非情で二人を牢に閉じ込める。脱出してキャラバンに出た二人は盗賊を退治して結ばれる・・・

と、いずれも、ある種、不遇の王子が非暴力のうちに国を治め、恋を実らせるという、ハッピーエンドのお伽噺的な内容だ。前作、「ディリリとパリの時間旅行」のような現代に通じるメッセージが込められたものではないという印象だが、非暴力で運命を変えていくというところに、様々な戦果が渦巻く現状へのアンチテーゼが込められているとも言えようか。

この吹替版も悪くはなかったけれど、やっぱり、オリジナル言語で聞いたらどうだったかなとは思う。来週も続映なら字幕版を改めて観に行くか?もう、頼むよ、桜坂劇場さあ・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023年10月30日 10時40分04秒
コメント(0) | コメントを書く
[アニメ] カテゴリの最新記事


カレンダー

バックナンバー


© Rakuten Group, Inc.