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カテゴリ:家庭教師を選ぶ際のポイント
生徒さんの学習状況をチェックしていたら、予定が変更になっていた生徒さんがいた。
この生徒さん、このところ予定がコロコロ変わっている。 変更せざるを得ない理由があったにしろ、予定の変更が多いのは良いことではない。こういうタイプの生徒さんは、ほとんどの場合成績が上がらないんだよね。 家庭教師は塾とは違い、時間の融通がききやすい。 ただ、融通がきくからと言って、予定をコロコロ変更しているようでは、学習の効果があらわれにくい。 ウチでは、毎回、宿題を出している。その宿題の量は、次回指導日までの自宅学習時間を計算しての量だ。 何でもそうだが、「期限」がないとなかなか手につかない。この日に家庭教師の先生がくる、という抑止力が働くから、宿題をやってくるものである。それが予定を変更してしまうと、そもそも宿題の量が次回指導日まで少ないし、抑止力も弱いので、多くの場合、「宿題をやってこない」という結果に陥りやすくなってしまう。 また、指導内容もいつまでに何を終わらせるというおおまかな予定を考えて、その日の指導にあたっているため、日程の変更は指導内容のスケジュールの変更にもなる。 指導が一貫しないのは、「知識の定着」に抜けが発生する。どちらにしても良いことではない。 お家の方にお伝えしても、男の子の場合難しいお年頃だから、「最近、私の言うことは聞かなくなってしまって。」と言われる。しかし「約束を守る」というのは、「言うことを聞く、聞かない」という内容ではない。 早急にこういった日程の組み方を直さないと、癖がつくと大変だ。 生徒さんに連絡を取ろうと思ったが、ちょっと今日は時間が遅い。仕方がない、明日お電話して、生徒さんに直接伝え、お家の方にもご説明しよう。 あと、講師の方にもあまり予定変更が多い場合は、相談するように伝えておかないとね。 せっかく「家庭教師」をつけているのだから、効果が出るやり方をしないともったいないと思う。 「家庭教師」の予定ですらこういった状態なら、学校の宿題もやっているのかかなり怪しい。これも明日生徒さんに確認して、やっていない場合はよく言っておかないと。 5月はだんだんと勉強に手がつかなくなる生徒さんが多い時期だから、気をつけないとね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/05/25 11:40:30 PM
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