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カテゴリ:家庭教師を選ぶ際のポイント
「子供と講師の人があまり相性が合わないみたいで。」
あるお家の方からご連絡を頂いた。 合いませんか。。。 その講師はとても感じの良い講師で、やさしい印象を受ける者だった。 こういった仕事を長くやっていると、「合う、合わない」はかなり分かるのであるが、あの生徒さんと「合わない」理由がよく分からない。一体どこに問題があったのか? 私からみて、「合う」と思われる別の講師の人に教えに行ってもらった。 一度「合う」と思って「合わなかった」ために、この講師でも果たして「合う」のか、今ひとつ自信がない。 ところが今度の講師の人は「合った」ようだった。 あれ?じゃぁ、前の講師の人は一体どこに原因があったの? 今度担当になった講師の人に詳しく話しを聞いてみると、前回の講師の人の「授業のやり方」に問題があったようだった。 授業のやり方?! ウチではおおよそベースとなる指導の仕方というものがあるのだが、前担当していた人は、授業中の「演習」をかなりこなしてもらうタイプの人で(家庭教師の仕事は授業中の演習をよくやってもらうことが大切であるのだが)、これが生徒さんに合わなかったようだった。 今回の講師の人は、演習ももちろんやってもらうのであるが、コミュニケーションをとるのが抜群にうまい。 生徒さんからしてみると、まずは「コミュニケーション」を大切にしてもらいたかったようだった。 前の講師の人ももちろん「コミュニケーション」は取れるのであるが、多分教えていて「もっとやらないとこのままだと危ない!」と感じたのだろう。授業でよく演習するように指導をしていたようだった(テスト前ということもあったためと思われる)。 そうだったのか。相性だけでもなかったりするんだなぁ。 授業スタイルはこちらから押し付けるようにはしないよう、言ってはいるのであるが、ただ「点数を上げないといけない」という役目もあるため、時間的な問題から生徒さんに合わないことも多少やらざるを得ない。 この度合いが今回は悪い方に影響していたようだった。 前担当していた講師の人へフォローをしながら、改めて「生徒さんにあう家庭教師」の難しさを実感した日であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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