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カテゴリ:家庭教師を選ぶ際のポイント
講師の応募で、最近はそういった塾が多いせいか「個別指導塾で1年の経験があります」など、「個別指導塾」の経験を、「経験」として言ってくる人が多い。
「経験」があるのはいいことだが、だからといって、「個別指導塾」の場合、その経験が即「指導力がある」ことにはならない。 というのも、まともな「研修」を塾で行っていないからだ。 「研修」は費用も労力もとてもかかる。コストの面から集団塾(受験塾)はやれるのだが、個別指導ではとてもじゃないがそこまでやれない、という側面はある(完全にこれは「企業側の論理」であって、そこには「生徒さんにとってどうすることが良いのか」が抜け落ちている)。 「連絡帳」などの事務的なことをざっと教えた後は、すべて丸投げ。 私は「指導」には、「教え方の技術」が必要だと思っているので、そういった「技術」を伴っていない場合は、いくら「経験がある」といわれても、「ない」のに等しいと判断する。 結果、「個別指導の経験あり」は、「経験なし」と同じになる。 もっとも、もともと教え方が上手な人が、いくら「教え方の指導」を受けていなかったとはいえ、実際に生徒さんを指導していく上で自ら「技術」を身につけていく人も中にはいる。 ただ、そういった人は会ったときにわかるので、それはきちんと「経験者」扱いである。 他社さんでは、「塾経験」は全て「経験者扱い」になるところが多く、こういったウチの姿勢に文句を言ってくる学生は少なくない。 納得がいかないなら他社へ応募すればよいだけだと、私は思うのであるが、文句を言って打ち負かそうとする人もいる。 こういう講師応募者に会うたびに、 採用する前にどういった人かがわかって良かったな と前向きに考えるようにしている(以前はカチンとくることも多かったが最近は慣れてきた)。 家庭教師を個人契約しようとする場合、参考になさってください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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